それからあたしたちは甘い時間を過ごした。 夏ぶりに感じる碧の体温。吐息。 あたしはまた幸せだったー 「芽依、もう痛くない?」 「最初はちょっと痛いけど あとは平気。」 「よかった。 芽依、これからもよろしくな。 俺の彼女として。」 「うん、こちらこそ。」 あたしたちはそれから眠りについた。 久しぶりの安眠。 夜が怖くない日々が戻ってきたんだ。