死んでもずっと友達だよ

その日、私が部屋でテレビを見ていると、私のスマホが鳴った。




私はその着信音を聞いて、何気なくスマホを手に取ると、夏希からのチャットのメッセージが届いていた。




私はスマホを見つめながら、夏希からのメッセージを読むべきか迷っていた。




〈 このメッセージを送ってきたのは、夏希の幽霊?

でも、そんなことって、本当にあるのかしら? 〉




私の頭の中に、仲が良かった頃の夏希の笑顔が浮かんで、胸が痛んだ。




〈 やっぱり私は、夏希からのチャットのメッセージを読まなくちゃ……。

私たちは友だちだから…… 〉




私はドキドキしながら、震える指でチャットを開いた。