死んでもずっと友達だよ

「香澄の未来は、いつだってキラキラと輝いてる。

それに比べて、私の未来はゴミみたい。

もしも願いが叶うなら、私は香澄になりたい。

私もキラキラと輝く未来を期待しながら、生きていたい」




夏希の気持ちが込められた言葉が、私の胸に突き刺さって痛かった。




もちろん私は、自分の未来を輝かせたい。




私はまだ見ぬ未来のために、充実した今を生きる。




でも、そんな私を夏希は憎んだ。




私がキラキラと輝けば、夏希は自分のみじめさを思い知るから……。




でも私は、夏希の不幸を願ったことなど、一度もない。




私は夏希にも幸せになって欲しいから……。




仲間の幸せは、私の幸せだから……。