死んでもずっと友達だよ

「香澄、一体どうしたの?」




ざわつく教室の中で、翔子の声が聞こえてきた。




「香澄、どうしたんだ?」




「香澄、何かあったのか?」




和也と圭吾の私を心配する声も聞こえてきた。




でも私は、夏希が怖くて、声も出せずに震えていた。




でもそのとき、私が視線を落としていた真っ白いノートに、急に赤い文字が浮かび上がってきた。