私たちが仏壇にお線香を上げ終わったとき、夏希の母が私たちに言った。 「何にもないけどさぁ、お菓子でも食べていきなよ。 私も家の中で、いつも一人だからさぁ。 さみしいんだよ」 私たちは夏希の母にそう言われ、リビングへと入っていった。