私はその書き込みを読みながら、夏希の気持ちを理解できずに、怯えていた。




〈 私は本当の夏希を知らなかったのかもしれない。

私は夏希の心の闇を探しにいくわ。

私が夏希を救ってあげる 〉




私はそう思いながら、グループチャットの画面を閉じた。




〈 だから夏希。

私の仲間を傷つけないで。

私たちは、友だちだから…… 〉