死んでもずっと友達だよ

「フフフフフ、

フフフフフ、

フフフフフ……」




夏希の笑い声だけが、静かな校舎の屋上で響いた。




浩太はこれから何が起きるかを想像すると、恐ろしくて、叫んでいた。




「止めろ!

止めてくれ、夏希!

何でこんなことをするんだよ!

オレたちは、仲間だっただろ?

オレはまだ死にたくない……。

わかるだろ、夏希!」




夏希と一緒に過ごした思いでも、いつの間にか、浩太の頭の中から消え去り、浩太はただひたすらに、夏希のことを恐れていた。