願いは叶う

「消え失せなさい、悪霊ども!」


私は金切り声を上げ、ありったけの言葉で叫んだ。


こんな奴らに、私の行く手を阻まれてなるものか。


こんな奴らに、私の未来を暗闇に変えられてたまるか。


私は幼い頃、病気で寝ている母の姿を枕元で見つめながら思った。


世の中には、生まれながらにして幸せ人と不幸せな人がいるのだろうか?


不幸せな人は、いつもハンデを背負いながら、幸せな人たちを遠くから見ていなくてはならないのだろうか?


未来に絶望を感じ、うなだれながら、生きていかなくてはならないのだろうか?


〈 私は決して、そんな生き方はしない! 〉


私は、少しも幸せとは思えない母を見つめた。


〈 私は、自分の力で、未来を切り開く 〉