私はテーブルの上にたくさんのビールの空き缶を並べ、自分が一番幸せだった頃を思い出していた。


あの頃の私は、あんなにも幸せだったのに、今の私はどうしてこんなにもみじめなのだろう。


母はこの世を去り、娘は心の病気にかかり、夫は私に愛想をつかして出ていった。


私の手の中にあった幸せは、いつの間にか消えてなくなり、私の未来に期待できるものは何ひとつなくなってしまった。


私は一人でビールを飲みながら、自分がかわいそうで、思わず、溢れ出してきた涙を手で拭った。