願いは叶う

夢の中の私が暗闇の公園で、背後から思いっきり果物ナイフを突き立てたのは、長い黒髪が似合う看護師、田所光江だった。


背中を刺された田所光江は、苦痛に顔を歪めながら振り返り、返り血を浴びた夢の中の私と目が合った。


田所光江は、返り血を浴びながら笑っている夢の中の私を見て、フラフラとした足取りで逃げ出した。


夢の中の私は微笑みを浮かべながら、ゆっくりと歩き、田所光江との距離を縮めた。


田所光江は、公園の池の近くで膝から崩れ落ち倒れ込んだ。


夢の中の私は、倒れている田所光江の服の襟をつかみ、田所光江の顔を池の中に沈めた。


田所光江は苦しさから足をばたつかせ、抵抗していたが、やがてその体はピクリとも動かなくなった。