母の葬儀が終わり、普段の生活に戻った私だったが、母を失った私の胸には、ポッカリと大きな穴が開いてしまい、私は、何をするにも無気力だった。


私は、母を幸せにしてあげたかった。


もう二度と母に悲しい思いはさせまいと、私は思っていた。


生まれながらにして、幸せになる人と不幸せになる人は、決まっているのかしら?


だとしたら母は、生まれながらにして、幸せにはなれない人だったのかしら?


母を失いすべてのことに無気力な私もやはり、生まれながらにして、幸せにはなれない人間なのかしら?