願いは叶う

何か解決策はないだろうか?


いつだって私は、自分が幸せになるために、目の前にある障害を取り除いてきたではないか。


「百合子ちゃん、もしかしたら、心の病かもしれません」


佐々木優子は、そこまで言うと、一拍間を置いてから私に言った。


「百合子ちゃんを一度、病院に連れていくのがいいのかもしれません。

精神科の先生に一度、話を聞いたら、何かいい解決策があるのかも……」


私は佐々木優子の言葉を聞いて、スッと立ち上がり、佐々木優子の顔を見た。


「馬鹿にしないで下さい」


私の言葉は、低く、小さかったが、その一言で部屋の空気が張り詰めた。