「な?初」 そう言って顔を近付けてくる あたしも目を閉じて待つ ーチュッ 「…初。大好きだから」 「あたしも」 お互いに言い合い、まだキスを続けようとするあたし達にお父さんは泣きそうな、でも寂しそうな表情をみせた そして何も言わずに出て行った