幼い頃
わたしには王子様がいた
「芙結は、ずっと僕のだよ。
ぜったい他のやつには渡さない」
ずっとそばにいてくれると思っていたのに
気づいたら王子様は
わたしのそばからいなくなっていた
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栗原芭瑠 (くりはら はる)
×
白花芙結 (しらはな ふゆ)
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
きっと幼い頃の恋心なんて
時が経つとともに薄れていくものだと思っていたのに
事態は急変
数年後のわたしの18歳の誕生日
幼い頃の記憶で止まったままの
王子様が突然現れて
「これで芙結は完全に僕のものになったね」
にこにこ笑いながら、
わたしの左手の薬指に指輪をはめて
「もうぜったい離したりしない。
ずっと僕のそばにおいておくつもりだから」
なぜかプロポーズされて、
おまけに一緒に暮らすことになりました
*
*
*
「芙結の可愛さは僕のもの」
*End 2020.01.13*
*番外編公開中です*
2020.07.25 文庫化
(原題 : 甘さ可愛さ溺れたい)
ケータイ小説 野いちご

書籍化作品
作品番号
1583867
最終更新日
2020/6/15
王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。
みゅーな**/著
ジャンル/恋愛(学園)
361ページ 完
PV数/20,926,961・総文字数/139,358
あらすじを見る
高3の芙結には、忘れられない人がいる。それは幼い頃によく遊んだ、王子様みたいな芭瑠。「芙結を守れるくらいになったら迎えに行く」という言葉を残して姿を消した芭瑠だったけれど、18歳になる誕生日、甘いプロポーズと共に芙結の前に現れる。しかも「可愛い芙結は僕だけのもの」と、独占欲全開で芙結を溺愛。さらに御曹司である芭瑠のお屋敷に一緒に住むことになって…?甘々同居生活スタート♡