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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
書籍化作品

作品番号
1179797

最終更新日
2018/9/3

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

汐見 夏衛/著 ジャンル/恋愛(純愛)
220ページ
PV数/2,080,940・総文字数/107,805

息が苦しくて 全身が痛くて

それでも私は走った
声のかぎりに叫んだ

そして祈った

私の大切な人を見殺しにする
残酷な神様

せめて最後くらいは

私の願いを叶えてよ



うだるように暑い夏の日

母親と喧嘩して家出した翌朝

目を覚ますと、そこは
1945年、戦争の真っ只中だった

そこで私が出会ったのは
特攻隊員の彰

穏やかで、あたたかくて

何度も私を助けてくれた
強くて優しい人

でも、好きになってはいけない
好きになっても報われない

だって、彰はもうすぐ南の空へ
『死にに往く』んだから……



2016年7月スターツ出版文庫

原題
『可視光の夏-特攻隊と過ごした日々-』

好評発売中

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親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!

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