洋梨さんのレビュー一覧
でも、やっぱり、何もかも、保志さんでよかったと思ってる
クラスの人気者である森田くんの中に存在するもうひとり。森田陽と、森田影。影と仲良くして欲しい、そんな陽の要望から、ふたりの少し変わった文通がはじまる。
お互いの手紙を通して、似たもの同士のふたりを知る。ごめんね、が口癖で、どこかいつも、相手の気持ちを最優先に気にしていて。そんな影が段々と溶けて、森田くんに浸透することは、きっと本当はすごく前向きなことだったんだろう。
きみは溶けて、ここにいて
森田くんのなかにいる影くんを見守りながら、ふたりのことをずっとずっと大切にして欲しい。そしてそれはきっと、これからもずっと保志さんにしか見えないことなんだと思います。手紙を通して移り変わっていく気持ちの描写をこんなにもあたかかく描ける作者さまの表現力には毎回脱帽してしまいます。
大好きな一作です、是非ご一読ください。
必要な『悪』だと、認めたい。 世の中には法で裁けないことがある。理不尽に傷つけられる弱者を『司法』よりも残虐な手で裁く、それは善とも悪とも捉えられるようなやり方で。───それが怪物撲滅委員会。 まるでドラマを見ているような1話完結型のストーリーと、中毒性のある個性的なキャラたちに惹かれ、653項夢中になって読みました。コミカルに描かれる側面には社会的問題と法では裁けない悪への憎悪がしっかりと見え隠れしていて、『現代で読まれなくてはならない物語』だと感じます。 悪人に情けをかけるなんてことはしない、目には目を、歯には歯を、毒には猛毒を。容赦のない『狩り』は"悪"なのか、それとも"善"なのか? 豊富な知識とユーモアのある台詞との融合に脱帽せずにはいられませんでした。是非書籍で、映像で、漫画で、もう一度読みたいです。多くの方に読まれることを願います。是非ご一読ください。
必要な『悪』だと、認めたい。
世の中には法で裁けないことがある。理不尽に傷つけられる弱者を『司法』よりも残虐な手で裁く、それは善とも悪とも捉えられるようなやり方で。───それが怪物撲滅委員会。
まるでドラマを見ているような1話完結型のストーリーと、中毒性のある個性的なキャラたちに惹かれ、653項夢中になって読みました。コミカルに描かれる側面には社会的問題と法では裁けない悪への憎悪がしっかりと見え隠れしていて、『現代で読まれなくてはならない物語』だと感じます。
悪人に情けをかけるなんてことはしない、目には目を、歯には歯を、毒には猛毒を。容赦のない『狩り』は"悪"なのか、それとも"善"なのか?
豊富な知識とユーモアのある台詞との融合に脱帽せずにはいられませんでした。是非書籍で、映像で、漫画で、もう一度読みたいです。多くの方に読まれることを願います。是非ご一読ください。
「意味なんて、そんな傲慢なもん、欲しがるな」 ひとそれぞれ、生きてきた環境も違えば、抱えている問題も感じている葛藤もちがう。家族の在り方も、見え方も、やさしさの感じ方も。けれど惹かれて、手を取り合って、お互いを救いたいと思う。運命が本当にあるなら、このふたりをとおして、このことばの意味を知った気がします。 読後、ぼろぼろと溢れる涙がとまりませんでした。阿部佳月と水崎昴弥の出会いから救いまで、きれいに、やさしく、時に乱暴に、時に温順に、こんなにもいとおしく掬い取って羽ばたかせる作者さまの表現には脱帽します。 “そうじゃなくて、それよりもうんと深い場所にあるものを、いつも静かに、さりげなく、そっと、見せてくれる” 100個の叶えて欲しいことも、101個目のおねがいも、全部一緒に歩んでいって欲しい。だいすきです。 是非、御一読ください。
「意味なんて、そんな傲慢なもん、欲しがるな」
ひとそれぞれ、生きてきた環境も違えば、抱えている問題も感じている葛藤もちがう。家族の在り方も、見え方も、やさしさの感じ方も。けれど惹かれて、手を取り合って、お互いを救いたいと思う。運命が本当にあるなら、このふたりをとおして、このことばの意味を知った気がします。
読後、ぼろぼろと溢れる涙がとまりませんでした。阿部佳月と水崎昴弥の出会いから救いまで、きれいに、やさしく、時に乱暴に、時に温順に、こんなにもいとおしく掬い取って羽ばたかせる作者さまの表現には脱帽します。
“そうじゃなくて、それよりもうんと深い場所にあるものを、いつも静かに、さりげなく、そっと、見せてくれる”
100個の叶えて欲しいことも、101個目のおねがいも、全部一緒に歩んでいって欲しい。だいすきです。
是非、御一読ください。
見ていられなくて目を逸らして、でもすぐに吸い寄せられるように戻ってきてしまう
好きになんてならないはずだった。爽やか好青年に見えていた彼の本性は、意地悪・毒舌・女の子にだらしない、と最悪の三拍子。何かと突っかかってくる佐和くんのこと、正直きらいだ。
だけど、何故だかいつも助けられている。
教室で、プールサイドで、体育倉庫で、保健室で。殻に篭った花乃の恋愛感情は変化していく。依存していた幼馴染への執着や、苦手な雨や保健室が彼のおかげで和らいでいく。不本意だ、不本意だけど、どうしようもなく、きっと惹かれている。
見事な三角関係と落ちていく恋心たちに、最初から最後まで目が離せませんでした。佐和くん、きみほど最高のツンデレ男子を見たことがない!だいすきです。
一度読んだら抜け出せない中毒です。是非ご一読ください。
私は、彼との出会いを運命(仮)と称することにした。 ミステリアスで頭と顔がいい志葉くんと、変人で頭の悪い通称無駄美人のゆらのちゃん。テンポのいい2人の会話と揺れ動く恋心たちに魅せられて、あっという間に最後のページをめくっていました。 とにかく会話がいい。ふたりのキャラがいい。志葉くんのダダ漏れ好意が可愛くて仕方ない!そして作者さまが生み出す独特の空気感、ハマります、抜け出せません。 「照れてるのかな志葉少年よ」 「いいから早く解けよ浅岡少女」 ふたりの掛け合いが天才的で、いつまでも聞いていたい!キュンとして、クスッと笑って、最後はまるごと全部いとおしくなる。きっと貴方もふたりのファンになること間違いありません!是非ご一読ください。
私は、彼との出会いを運命(仮)と称することにした。
ミステリアスで頭と顔がいい志葉くんと、変人で頭の悪い通称無駄美人のゆらのちゃん。テンポのいい2人の会話と揺れ動く恋心たちに魅せられて、あっという間に最後のページをめくっていました。
とにかく会話がいい。ふたりのキャラがいい。志葉くんのダダ漏れ好意が可愛くて仕方ない!そして作者さまが生み出す独特の空気感、ハマります、抜け出せません。
「照れてるのかな志葉少年よ」
「いいから早く解けよ浅岡少女」
ふたりの掛け合いが天才的で、いつまでも聞いていたい!キュンとして、クスッと笑って、最後はまるごと全部いとおしくなる。きっと貴方もふたりのファンになること間違いありません!是非ご一読ください。
きみとはもう帰れない
見てしまった。信じていた人たちが自分を裏切る瞬間を。大切な親友とカレシだった。一瞬で見方が変わる、心が引き裂かれる、いつもみたいに接してくるふたりがとてもーー"キモチワルイ"
作者さまの心理描写はとてもリアルで、エルナの気持ちが手にとるようにわかりました。ふたりにたいする嫌悪感や、今まで信じていた分の葛藤、さよならするまでのあの苦しい気持ちが全部全部詰まっているんです。
たくさんの仕掛けが施された名前とタイトルも秀逸!読み終わったあとはそっと空を見上げたくなる、そんなお話です。是非ご一読ください。
360度どこから見ても恋々に惚れてるよ。
恋々の「すき」のきもちはいつだって、ライク以上ラブ未満。朱里くんのわかりやすい愛情表現をするっとかわして、天然無自覚を武器にどこまでもふりまわす恋々はほんとうに小悪魔!だけど憎めないほどかわいくて、朱里くんが悶える気持ちがわかります。
家族愛のようないとおしさを恋愛だと自覚したとき、あたりまえのように触れられていたこと、一緒に過ごす時間の大切さ、離れてみてわかる彼の偉大さに涙が出るくらいすきがあふれてしまう。たくさんお互いのいいところを見つけて、たくさんすれ違って、やっと2人の気持ちが繋がったとき、思わずぎゅっと抱きしめたくなりました。
じれじれな恋にきゅん!として、噛み合わない会話にクスリとわらって、ふたりのきもちに時々泣きそうになる、最強の1つ屋根の下ラブコメディです。是非ご一読ください!
昔と同じようには接せられない。 恋心は本当に厄介だ。 高校生、思春期。これくらい不器用で、これくらい素直じゃなくて、これくらい葛藤ばっかりだった。好きな人の彼女は妬ましく思うし、可愛いだけでしょ、と捻くれたことを考える。青のそういう人間らしさにとっても惹かれます。だって恋をすると、ひとって綺麗な感情だけではいられないから。 不器用で、捻くれていて、素直じゃない。だけどそんなふたりが初めて自分の気持ちを言い合った時、全部をまるごと抱きしめてあげたくなりました。よくがんばったね、しあわせになってね、って。 広野みゆ然り、川瀬ゆう然り。いろんな角度から恋愛を感じることが出来て、胸がぎゅっと締め付けられる。どうかあのふたりも、しあわせの道を見つけることができますように。 作者さまの綺麗な文章に魅せられて、たくさんのリアルな恋心に胸を打たれます。ぜひ、ご一読ください。
昔と同じようには接せられない。
恋心は本当に厄介だ。
高校生、思春期。これくらい不器用で、これくらい素直じゃなくて、これくらい葛藤ばっかりだった。好きな人の彼女は妬ましく思うし、可愛いだけでしょ、と捻くれたことを考える。青のそういう人間らしさにとっても惹かれます。だって恋をすると、ひとって綺麗な感情だけではいられないから。
不器用で、捻くれていて、素直じゃない。だけどそんなふたりが初めて自分の気持ちを言い合った時、全部をまるごと抱きしめてあげたくなりました。よくがんばったね、しあわせになってね、って。
広野みゆ然り、川瀬ゆう然り。いろんな角度から恋愛を感じることが出来て、胸がぎゅっと締め付けられる。どうかあのふたりも、しあわせの道を見つけることができますように。
作者さまの綺麗な文章に魅せられて、たくさんのリアルな恋心に胸を打たれます。ぜひ、ご一読ください。
この感情に名前を見つけられない俺の方がいつのまにか、ずっと子供だった
恋ってなんだろう? 好きな気持ちってなんだろう? 恋じゃないならこの感情はなんなんだろう? ひとが恋に落ちていくその過程を、ずっと横で見てきた深見恭介だからこそ。周りの軽率な恋愛模様や、自分自身の名前のない感情に、決定打を打つことができなかった。
大人になると、誰かを大事に想う気持ちって段々と中途半端になってしまう。人と人が『付き合う』という意味の答えを、恭介に教えてもらった気がします。
恋愛じゃない。でも幼馴染じゃちょっと足りない。なら、ひより、きみはおれの< >
だいすきな『なれ金』の、もうひとつのストーリーを覗けたこと、とてもうれしくおもいます。まるで雲の切れ目から光が刺したような、やさしくてずっとずっと大事にしたくなるお話。是非本編と併せてご一読ください。
愛し愛されて天才は生まれるんだよ
神さまは連れて行く。気に入った才能を、20歳になる前に。その言葉のとおり、岬の最大のライバルだった千春は高校3年生で忽然と姿を消してしまった。神童とまで呼ばれた、嵐のようなピアノを奏でる奴だった。
神さまは気に入った才能を連れて行く。
岬は選ばれなかった。
きっと才能がなかった。
けれど、彼女は愛された。
だから、これからどこにだっていける。
いつものことながら、作者さまの圧倒的な世界観に心を打たれてしまいました。岬は千春が不完全燃焼のまま消えてしまったことで、彼のピアノを目指して生き続けていくのでしょう。それはきっと、神さまが天才をつくるべくして道を見せたのだと、そう感じました。愛とはきっと単純なことなのです。
神さまは誰か? 天才とは何か?
何度も読みたくなる傑作です。(わたしは計5回ほど再読してしまいました)是非ご一読ください。
嘘つきピ工ロは誰だ?
素敵なタイトルに目を惹かれ、1項めくってしまったら最後、この物語にのめり込んでしまうでしょう。天然フレッシュなきりや、綺麗な顔を隠して存在を潜めて生きているナイキ、その他個性あふれるキャラクターたちのテンポのいいやりとりに時々クスッとしながらも、だんだん暴かれていくそれぞれの秘密に目が離せなくなりました。
嘘つきピ工ロは誰だ?ーー仮面をかぶって、本来の自分を偽って、そうやって生きてきた彼らたち。もしかしたら私たちも、そして今周りにいる誰かも、『嘘つきピ工ロ』なのかもしれない。
おすすめは一気読み!ラストのあのひとことを読み終えた後、『面白かった!』と溜息が溢れるほど。圧巻の名作です、是非ご一読を。
見える世界が、惰性で過ごしてきた日常が、 色を変えるーーそんな気がしてるんだよ 自分の意見を話すこと、誰かに認めてもらうこと、大勢の前で目立つこと。どれも苦手で、自分はきらきらした世界には似合わないと思っていた。自信なんてなくて、いつも『私なんか』を言い訳にして。 だけど砂川くん、君に会えたから、変われた。変わりたいと思った。 ひよりの世界が、砂川くんに出会ってから、ゆっくりと確実に変わっていく。色をつけていく。作者さまの丁寧で優しい描写が巧妙で、どんどん変わっていくひよりちゃんのこと、ずっとずっと応援していました。 ごめんねよりありがとうって言おう。 心の中じゃなくて、口に出して好きだって言おう。 恋をしている女の子、ぜひ読んでほしい。この物語を一歩踏み出すきっかけに、ぜひ、ご一読を。
見える世界が、惰性で過ごしてきた日常が、
色を変えるーーそんな気がしてるんだよ
自分の意見を話すこと、誰かに認めてもらうこと、大勢の前で目立つこと。どれも苦手で、自分はきらきらした世界には似合わないと思っていた。自信なんてなくて、いつも『私なんか』を言い訳にして。
だけど砂川くん、君に会えたから、変われた。変わりたいと思った。
ひよりの世界が、砂川くんに出会ってから、ゆっくりと確実に変わっていく。色をつけていく。作者さまの丁寧で優しい描写が巧妙で、どんどん変わっていくひよりちゃんのこと、ずっとずっと応援していました。
ごめんねよりありがとうって言おう。
心の中じゃなくて、口に出して好きだって言おう。
恋をしている女の子、ぜひ読んでほしい。この物語を一歩踏み出すきっかけに、ぜひ、ご一読を。
抜けていて、ゆるくて、どこかぼやっとしている女の子。そう演じている理由はひとつ、好きな男ーーポリアンナ症候群のタツヤの好みに合わせるためだ。
そんな馬鹿な男に執着したみのりと、そんなみのりを放っておけないエリート男子・秋。2人の関係性は日本最後のスラム街と呼ばれる鹿川と、そこに住むタツヤを巡って次第に色濃くなっていく。
世の中の「当たり前」から除外された人たちが住む鹿川の描写は、まるで異世界を覗いているような気分でした。生まれた環境、不自由な体、他とは違う性癖、居場所のない人たちの集合体。普通とはいったい何なのかと錯乱するくらいに。
「愛とは自己の喪失」ーーこの物語を一言で表すのなら私はこの言葉を推薦したい。秋がみのりに手を差し伸べてくれてよかった、ポリアンナの裏側に気づけてよかった。
私の拙い言葉では到底伝えきれない圧巻の衝撃作です。是非ご一読ください。
【上月が俺を見ますように】
最初は大きらいな奴だったのに。弱みを握って握られて、気づけばいつも彼のことを考えている。そう、不良高校にも関わらず成績優秀者でクラスを牛耳っている、中島琉生くんのこと。
はのんへの名前の呼び方も、自制を効かせる姿も、素直じゃない言葉も、コーラがだいすきなところも、ペンケースに折りたたまれたメモも。
中島琉生、きみはさいこうにかわいくてカッコいい。
中島くんがだんだんはのんを好きになっていく描写が見事で、まんまと彼にハマってしまいました。たくさんのトキメキとキュンをありがとう。中島くんにとってのはのんが、ずっとコーラでありますようにと願わずにはいられないです。
女の子なら誰しも中島くんを好きになってしまうと思います。是非ご一読ください。
太陽みたいだって思ってた。 みんなが言うような彼じゃないこと、自分だけがわかってる。それは、誰よりも夏目くんのことを見てたから。太陽じゃない、きっと夏目くんは海みたいな人。 うまく笑えない夏目くんを見て、そんな顔をされたら自分だって笑えないというセリフが心に刺さる。すきなひとのたいせつなひとが自分であったらいいのにって、きっと誰もが感じたことのある気持ち。切なくて、もどかしくて、胸がぎゅっと締め付けられました。 海、サクラ色の貝殻、セーラー服……わたしのだいすきなワードを集めて作った表紙からこんなに素敵なお話を書いてくれて感謝感激です。 そして、宝箱をひっくり返したような、とか、万華鏡を覗き込んだ時のような、とか。作者さまのかわいくてきらきらした表現がだいすきです。 きらきらした夏に読んでほしい一作です。是非ご一読を!
太陽みたいだって思ってた。
みんなが言うような彼じゃないこと、自分だけがわかってる。それは、誰よりも夏目くんのことを見てたから。太陽じゃない、きっと夏目くんは海みたいな人。
うまく笑えない夏目くんを見て、そんな顔をされたら自分だって笑えないというセリフが心に刺さる。すきなひとのたいせつなひとが自分であったらいいのにって、きっと誰もが感じたことのある気持ち。切なくて、もどかしくて、胸がぎゅっと締め付けられました。
海、サクラ色の貝殻、セーラー服……わたしのだいすきなワードを集めて作った表紙からこんなに素敵なお話を書いてくれて感謝感激です。
そして、宝箱をひっくり返したような、とか、万華鏡を覗き込んだ時のような、とか。作者さまのかわいくてきらきらした表現がだいすきです。
きらきらした夏に読んでほしい一作です。是非ご一読を!
『お前のこと、ずっと前から嫌いだった』
一途に瑞季くんを思い続けるあさひの気持ちが、あまりに鮮明で思わず泣けて来てしまう。傷つけられても抜け出せなくて、諦めたくても諦められない、それが恋。
漂う妖艶さと、苦しいほどの恋の痛み。ふたりの痛みがきちんと伝わってくる。だからこそ、こっちまで胸を締め付けられるんだろう。今までの作者さまの作品とは一味違った空気を感じました。
ーー「忘れないでね、俺のこと」
素直になれない瑞季くんの秘密を知ったとき、涙が出るのは間違いありません。苦しいほど愛おしい両片想い。是非、御一読ください。
大丈夫だよって。 そのままのあなたでいいんだよって。 ヒミツが明かされるのがもどかしくて、ふたりの恋愛模様が愛しくて、ページをめくる手が止まらなくなりました。オネェ系美形男子・珠理のめごへの愛情はもちろん、めごの気持ちの変化、周りの人たちの優しさ、人を想う痛み、どれもが絶妙なバランスで丁寧に描かれています。 珠理はめごに、めごは珠理に。お互いがお互いを救って、想いあって、ヒミツに触れて触れさせて。こんな素敵な関係他にない。 読み終わったあと、きっと今よりもっと人に優しくなれる。誰かを愛してみたくなる。そして、オネェ系男子中毒になることは間違いありません!是非ご一読下さい。
大丈夫だよって。
そのままのあなたでいいんだよって。
ヒミツが明かされるのがもどかしくて、ふたりの恋愛模様が愛しくて、ページをめくる手が止まらなくなりました。オネェ系美形男子・珠理のめごへの愛情はもちろん、めごの気持ちの変化、周りの人たちの優しさ、人を想う痛み、どれもが絶妙なバランスで丁寧に描かれています。
珠理はめごに、めごは珠理に。お互いがお互いを救って、想いあって、ヒミツに触れて触れさせて。こんな素敵な関係他にない。
読み終わったあと、きっと今よりもっと人に優しくなれる。誰かを愛してみたくなる。そして、オネェ系男子中毒になることは間違いありません!是非ご一読下さい。
さよなら、私の愛しき憂鬱よ
誰よりも好きな人がいる。誰にも変えられない親友がいる。大好きな人と大好きな人が惹かれ合うのを応援できない自分がいる。
友達と好きな人が同じになってしまった。好きな人が友達を好きになってしまった。恋愛って複雑で、うまくいかなくて、楽しいことばっかりじゃない。嫉妬して、黒い気持ちを隠して、心の中では毒づいてーーそういう感情、すごくわかる。
恋をしているときの女の子、かわいいだけじゃいられない。好きな人が親友に絡むのが憎い。かわいいあの子が羨ましい。好きな人の好きな人を、素直に認めるのは難しい。リアルで等身大で、綺麗事じゃない主人公の気持ち、きっと誰でも経験したことがあると思う。女の子ならきっと、誰でも共感してしまうんじゃないかな。
さよなら、私の愛しき憂鬱よ。最後のこの言葉が大好きです。是非ご一読下さい。
「好きになったかもしれない。
君が生まれた、この小さな星のこと」
ーー隕石が降ってきた。
夢も奇跡も信じられない。毎日なんとなく憂鬱でやるせない。そんなとき、空から降ってきた隕石が"星野彼方"と名乗る少年として目の前に現れた。
彼方とかけらを集めながら、澄佳は段々と身近にある美しさや自分のやりたいことを見つけてゆく。けれど突然、彼方は地球から姿を消してーー。
空から落ちてきた少年、彼方の魅力はさながら、作者さまの宇宙に関する知識の膨大さとその筆力にただただ圧巻されました。美しい夜空の描写や澄佳の心の変化、手に取るように伝わってくる。
不覚にも澄佳が記憶を無くす過程と彼方の手紙には泣いてしまいました。圧巻の一作です。是非ご一読ください。
「俺はうららの兄じゃない」
なんでも完璧にこなす兄・雅と、要領が悪く人付き合いの苦手な妹・うらら。対照的なふたりは、血の繋がっていない兄妹。周りから見たら仲の良い兄妹だけれど、本当はとても歪んでいる。何故なら兄の雅は、妹のうららを「虐めて」いるから。
雅の回想シーン、いい意味でとても怖かった。赤の他人と過ごす違和感、完璧な自分に訪れた初めての"恐怖"。そして、うららに芽生えた新しい想い。ーー歪んだ感情の始まり。
世界は綺麗なことばかりじゃない。綺麗な感情だけじゃない。雅の愛はとても歪んでいて、ふたりの関係はとても歪だ。けれど、全てを覆すくらい彼らの関係がいとおしい。まるごと抱きしめてあげたいくらい。
雅くんが素直になったあの一言に私は全てを持っていかれました。だいすきです。
是非ご一読ください。