七瀬 月さんのレビュー一覧

★★★★★
2022/04/16 09:48
ネタバレ
それでいい、それがいい

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★★★★★
2021/01/26 01:58
今1番読んで欲しいエンタメ小説

必要な『悪』だと、認めたい。 世の中には法で裁けないことがある。理不尽に傷つけられる弱者を『司法』よりも残虐な手で裁く、それは善とも悪とも捉えられるようなやり方で。───それが怪物撲滅委員会。 まるでドラマを見ているような1話完結型のストーリーと、中毒性のある個性的なキャラたちに惹かれ、653項夢中になって読みました。コミカルに描かれる側面には社会的問題と法では裁けない悪への憎悪がしっかりと見え隠れしていて、『現代で読まれなくてはならない物語』だと感じます。 悪人に情けをかけるなんてことはしない、目には目を、歯には歯を、毒には猛毒を。容赦のない『狩り』は"悪"なのか、それとも"善"なのか? 豊富な知識とユーモアのある台詞との融合に脱帽せずにはいられませんでした。是非書籍で、映像で、漫画で、もう一度読みたいです。多くの方に読まれることを願います。是非ご一読ください。

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★★★★★
2021/01/21 21:32
限りなくやさしく、深いところでいとおしい

「意味なんて、そんな傲慢なもん、欲しがるな」 ひとそれぞれ、生きてきた環境も違えば、抱えている問題も感じている葛藤もちがう。家族の在り方も、見え方も、やさしさの感じ方も。けれど惹かれて、手を取り合って、お互いを救いたいと思う。運命が本当にあるなら、このふたりをとおして、このことばの意味を知った気がします。 読後、ぼろぼろと溢れる涙がとまりませんでした。阿部佳月と水崎昴弥の出会いから救いまで、きれいに、やさしく、時に乱暴に、時に温順に、こんなにもいとおしく掬い取って羽ばたかせる作者さまの表現には脱帽します。 “そうじゃなくて、それよりもうんと深い場所にあるものを、いつも静かに、さりげなく、そっと、見せてくれる” 100個の叶えて欲しいことも、101個目のおねがいも、全部一緒に歩んでいって欲しい。だいすきです。 是非、御一読ください。

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★★★★★
2020/09/20 00:06
ネタバレ
落ちて、落とされて

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★★★★★
2020/07/27 23:41
きゅんとして、わらって、いとおしい、

私は、彼との出会いを運命(仮)と称することにした。 ミステリアスで頭と顔がいい志葉くんと、変人で頭の悪い通称無駄美人のゆらのちゃん。テンポのいい2人の会話と揺れ動く恋心たちに魅せられて、あっという間に最後のページをめくっていました。 とにかく会話がいい。ふたりのキャラがいい。志葉くんのダダ漏れ好意が可愛くて仕方ない!そして作者さまが生み出す独特の空気感、ハマります、抜け出せません。 「照れてるのかな志葉少年よ」 「いいから早く解けよ浅岡少女」 ふたりの掛け合いが天才的で、いつまでも聞いていたい!キュンとして、クスッと笑って、最後はまるごと全部いとおしくなる。きっと貴方もふたりのファンになること間違いありません!是非ご一読ください。

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★★★★★
2020/05/24 11:59
ネタバレ
きみとかえるのおしまい

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★★★★★
2020/05/07 01:55
ネタバレ
確かにぜんぶ、こいだった

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★★★★★
2020/04/30 00:39
ネタバレ
じれ恋ラブコメディの最高傑作

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★★★★★
2020/04/19 06:37
不器用な恋心たちへ

昔と同じようには接せられない。 恋心は本当に厄介だ。   高校生、思春期。これくらい不器用で、これくらい素直じゃなくて、これくらい葛藤ばっかりだった。好きな人の彼女は妬ましく思うし、可愛いだけでしょ、と捻くれたことを考える。青のそういう人間らしさにとっても惹かれます。だって恋をすると、ひとって綺麗な感情だけではいられないから。 不器用で、捻くれていて、素直じゃない。だけどそんなふたりが初めて自分の気持ちを言い合った時、全部をまるごと抱きしめてあげたくなりました。よくがんばったね、しあわせになってね、って。 広野みゆ然り、川瀬ゆう然り。いろんな角度から恋愛を感じることが出来て、胸がぎゅっと締め付けられる。どうかあのふたりも、しあわせの道を見つけることができますように。 作者さまの綺麗な文章に魅せられて、たくさんのリアルな恋心に胸を打たれます。ぜひ、ご一読ください。

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★★★★★
2020/04/18 13:29
ネタバレ
きみはおれの< >

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★★★★★
2020/03/10 14:24
ネタバレ
神さまは天才をつくったのかもしれない

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★★★★★
2020/03/07 14:03
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嘘つきはーー

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★★★★★
2020/03/06 14:42
こんなにも世界はきらきらしている

見える世界が、惰性で過ごしてきた日常が、 色を変えるーーそんな気がしてるんだよ 自分の意見を話すこと、誰かに認めてもらうこと、大勢の前で目立つこと。どれも苦手で、自分はきらきらした世界には似合わないと思っていた。自信なんてなくて、いつも『私なんか』を言い訳にして。 だけど砂川くん、君に会えたから、変われた。変わりたいと思った。 ひよりの世界が、砂川くんに出会ってから、ゆっくりと確実に変わっていく。色をつけていく。作者さまの丁寧で優しい描写が巧妙で、どんどん変わっていくひよりちゃんのこと、ずっとずっと応援していました。 ごめんねよりありがとうって言おう。 心の中じゃなくて、口に出して好きだって言おう。 恋をしている女の子、ぜひ読んでほしい。この物語を一歩踏み出すきっかけに、ぜひ、ご一読を。

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★★★★★
2019/08/06 20:29
ネタバレ
愛とは自己の喪失だ

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★★★★★
2019/07/10 08:24
ネタバレ
中島くん、きみはさいこうだ

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★★★★★
2019/06/28 12:02
海みたいなきみへ

太陽みたいだって思ってた。 みんなが言うような彼じゃないこと、自分だけがわかってる。それは、誰よりも夏目くんのことを見てたから。太陽じゃない、きっと夏目くんは海みたいな人。 うまく笑えない夏目くんを見て、そんな顔をされたら自分だって笑えないというセリフが心に刺さる。すきなひとのたいせつなひとが自分であったらいいのにって、きっと誰もが感じたことのある気持ち。切なくて、もどかしくて、胸がぎゅっと締め付けられました。 海、サクラ色の貝殻、セーラー服……わたしのだいすきなワードを集めて作った表紙からこんなに素敵なお話を書いてくれて感謝感激です。 そして、宝箱をひっくり返したような、とか、万華鏡を覗き込んだ時のような、とか。作者さまのかわいくてきらきらした表現がだいすきです。 きらきらした夏に読んでほしい一作です。是非ご一読を!

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★★★★★
2018/04/01 23:50
ネタバレ
苦しいほど愛おしい両片想い

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★★★★★
2018/01/25 13:36
まるごと全部抱きしめて

大丈夫だよって。 そのままのあなたでいいんだよって。 ヒミツが明かされるのがもどかしくて、ふたりの恋愛模様が愛しくて、ページをめくる手が止まらなくなりました。オネェ系美形男子・珠理のめごへの愛情はもちろん、めごの気持ちの変化、周りの人たちの優しさ、人を想う痛み、どれもが絶妙なバランスで丁寧に描かれています。 珠理はめごに、めごは珠理に。お互いがお互いを救って、想いあって、ヒミツに触れて触れさせて。こんな素敵な関係他にない。 読み終わったあと、きっと今よりもっと人に優しくなれる。誰かを愛してみたくなる。そして、オネェ系男子中毒になることは間違いありません!是非ご一読下さい。

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★★★★★
2017/10/18 12:30
ネタバレ
恋をしたら

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★★★★★
2017/10/14 15:50
ネタバレ
この小さな星に落ちてきた奇跡

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