沖田 円さんのレビュー一覧

★★★★★
2013/04/21 00:59
孤高の魚

静かな海の中を、ひとり泳ぎ続けているようでした。 失踪した同居人「歩太」 歩太の妹を名乗る「野中七海」 そして僕、「歩夢」が野中七海と共に、歩太の軌跡を辿りながら紡がれていく物語。 『孤高の魚』とは、とても秀逸なタイトルを付けられたなあと。 空気を吐き出す音だけを聞きながら、時折光る群青の海をひたすら彷徨い続けるイメージがずっと頭にありました。 とにかく読んでみて欲しいと、言うほかありません。 「最後」とは言えないラストまで、彼らが歩み、考え、呼吸をし続けた日々を感じて欲しい。 生きること、というよりは、他人と繋がり合うことの意味を思いました。 人はどこまで自分の為、そして他人の為に生きられるか。 彼らがこの物語の中で考えだし、そしてこれからも考えていくことを、わたしもこれから共に考えていくんだと思います。 名作に巡り会えました。ぜひご一読を。

静かな海の中を、ひとり泳ぎ続けているようでした。

失踪した同居人「歩太」
歩太の妹を名乗る「野中七海」
そして僕、「歩夢」が野中七海と共に、歩太の軌跡を辿りながら紡がれていく物語。


『孤高の魚』とは、とても秀逸なタイトルを付けられたなあと。
空気を吐き出す音だけを聞きながら、時折光る群青の海をひたすら彷徨い続けるイメージがずっと頭にありました。

とにかく読んでみて欲しいと、言うほかありません。
「最後」とは言えないラストまで、彼らが歩み、考え、呼吸をし続けた日々を感じて欲しい。

生きること、というよりは、他人と繋がり合うことの意味を思いました。
人はどこまで自分の為、そして他人の為に生きられるか。
彼らがこの物語の中で考えだし、そしてこれからも考えていくことを、わたしもこれから共に考えていくんだと思います。

名作に巡り会えました。ぜひご一読を。

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★★★★★
2013/04/12 21:20
ネタバレ

愛だなあと、思いました。
この作品を読み終わって。単純で何の捻りもない感想だけれど。愛だなあと。

ミオとリュウ、ふたりの夫婦の1年間の物語。

強がりというよりは、精一杯なのかなあと感じました。
強がって泣かないんじゃなく、泣きわめくことすら彼女には、きっと難しかったんだと。
どうにか外見を繕うことだけで精一杯。自分の心のことまでは、今は構っていられない。

ラストで本当に救われたのは、ミオだったような気がします。
人の支えで、リュウからの『声』で、ようやく自分の心を大声で叫べる時が来たんだなと。
人は一人じゃ生きられない、というのを実感しました。
誰もが支え合って、繋がり合って、絆を持って生きている。
だからこそ人生は、どこまでも明るく色づくのでしょう。

深い愛とありったけの優しさに溢れた作品です。
目に浮かぶような美しい情景描写も秀逸。ぜひご一読。

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★★★★★
2012/03/29 14:43
Daybreak

信じていた人に裏切られた。 大事な居場所を失った。 何も見えない真夜中の闇で、小さな光を、見つけた。 深く付けられた傷がきっかけで心を閉ざしていたゆず。 そんな彼女に一筋の光を見せたのは、一通の間違いメールだった。 きっと誰だって、いつかはまっすぐに前を向けないときがくる。 それを乗り越えられるか、どう乗り越えるかは、その人の心次第だろう。 ゆずには支えてくれる人がいたけれど、きっともう一度前を向けたのは、その人たちの力じゃなく、“前へ”という強い思い。 だからこそみんな彼女を支えた、だからこそみんなその手を引いた。 だからこそ、その一歩を一緒に踏み出す、仲間が隣に居たんだろう。 大嫌いになったのは、大好きだったから。 悩んで迷って傷付いて、それでも暗闇の向こうに踏み出せたら。 いつか見えるかもしれない、眩しいほどに、綺麗な夜明け。 立ち上がる勇気をくれる一作。 ぜひご一読。

信じていた人に裏切られた。
大事な居場所を失った。

何も見えない真夜中の闇で、小さな光を、見つけた。


深く付けられた傷がきっかけで心を閉ざしていたゆず。
そんな彼女に一筋の光を見せたのは、一通の間違いメールだった。

きっと誰だって、いつかはまっすぐに前を向けないときがくる。
それを乗り越えられるか、どう乗り越えるかは、その人の心次第だろう。

ゆずには支えてくれる人がいたけれど、きっともう一度前を向けたのは、その人たちの力じゃなく、“前へ”という強い思い。
だからこそみんな彼女を支えた、だからこそみんなその手を引いた。
だからこそ、その一歩を一緒に踏み出す、仲間が隣に居たんだろう。

大嫌いになったのは、大好きだったから。
悩んで迷って傷付いて、それでも暗闇の向こうに踏み出せたら。
いつか見えるかもしれない、眩しいほどに、綺麗な夜明け。

立ち上がる勇気をくれる一作。
ぜひご一読。

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★★★★★
2012/03/28 16:55
少年少女は夢を見る

夢に見たのは、鮮やかな青の空。 その中に飛び込めたらどれだけ素敵なことだろうって。 こんな汚れた世界から抜け出せれば、どれだけしあわせだろうって。 だけど、見上げれば浮かぶのは、青灰色の歪んだ空。 醜くて、淀んでいて、鮮やかな色など浮かべていなくて。 嗤われて、騙されて、もがきながら悩んで、そうしてみんな生きていく。 互いに離れた場所で寄り添いながら、だけど誰よりも依存して、気付かれないように支え合っていたふたり。 とても純粋で、繊細で、だけど何よりも強い絆には、少し羨ましさも感じます。 笑って生きるには時々辛い世界だけど、笑うことよりも大事なものは、きっとすぐ側に在る。 それはこの世界でしか見つけられないもの。 素敵な夢の中なんかには在りはしないもの。 そして、その手の側で見上げた空は、きっと、今までとは違う空。 素敵な作品でした。 ぜひご一読。

夢に見たのは、鮮やかな青の空。

その中に飛び込めたらどれだけ素敵なことだろうって。
こんな汚れた世界から抜け出せれば、どれだけしあわせだろうって。

だけど、見上げれば浮かぶのは、青灰色の歪んだ空。

醜くて、淀んでいて、鮮やかな色など浮かべていなくて。
嗤われて、騙されて、もがきながら悩んで、そうしてみんな生きていく。


互いに離れた場所で寄り添いながら、だけど誰よりも依存して、気付かれないように支え合っていたふたり。
とても純粋で、繊細で、だけど何よりも強い絆には、少し羨ましさも感じます。

笑って生きるには時々辛い世界だけど、笑うことよりも大事なものは、きっとすぐ側に在る。
それはこの世界でしか見つけられないもの。
素敵な夢の中なんかには在りはしないもの。

そして、その手の側で見上げた空は、きっと、今までとは違う空。

素敵な作品でした。
ぜひご一読。

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★★★★★
2012/03/27 21:22
僕のミューズ

君を見つけたのは、きっと偶然なんかじゃなかった。 小さな顔と長い手足、躍るような指先はいつも華やかに色付いて。 穢れない純白な君は、声を知らない、僕のミューズ。 本当に伝えたかったのは言葉なんかじゃない。 本当に知りたかったのは君の指先の声なんかじゃない。 自分の心を知って欲しくて、君の心を誰よりも側に置きたくて。 誰にも見せない君の笑顔を、たったひとりで見たかった。 大好きな人には、すべてを自分に見せて欲しい。 だけどそれは難しくて、だって好きだからこそ、見せたくはない部分もあって。 それでも、その全部をひっくるめて、それは自分の“色”だから。 さらけ出して、抱き締めて、そして見せた笑顔はきっと、誰よりも綺麗に決まってる。 誰もが誰かのたったひとりのミューズになれる。 大好きな人に会いに行きたくなるキラキラとした素敵な1作。 ぜひご一読。

君を見つけたのは、きっと偶然なんかじゃなかった。

小さな顔と長い手足、躍るような指先はいつも華やかに色付いて。
穢れない純白な君は、声を知らない、僕のミューズ。


本当に伝えたかったのは言葉なんかじゃない。
本当に知りたかったのは君の指先の声なんかじゃない。
自分の心を知って欲しくて、君の心を誰よりも側に置きたくて。
誰にも見せない君の笑顔を、たったひとりで見たかった。

大好きな人には、すべてを自分に見せて欲しい。
だけどそれは難しくて、だって好きだからこそ、見せたくはない部分もあって。
それでも、その全部をひっくるめて、それは自分の“色”だから。
さらけ出して、抱き締めて、そして見せた笑顔はきっと、誰よりも綺麗に決まってる。


誰もが誰かのたったひとりのミューズになれる。
大好きな人に会いに行きたくなるキラキラとした素敵な1作。
ぜひご一読。

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★★★★★
2012/02/29 22:14
ネタバレ
小野先生とアタシ

突然家を失って、途方に暮れる19歳の夏休みちょっと前。
軽くヤケになったそのときに、チサトはとんでもない幸運をゲットした。

それは、大好きな小野先生との、奇跡の同居の3カ月。


恋するきっかけってなんだろう。
綺麗な顔、すらりと高い背、低くて甘い声。
好きなところはたくさんあるけど、でもなんで、あなたじゃなきゃいけないのか。

それでもやっぱり好きだから。
笑わせてあげたい、泣き顔は見たくない、絶対に傷ついてほしくない。
がんばって、空回りして、いつも怒らせてばっかりだけど。
どうしても大好きなあなたには、いつでも幸せでいてほしい。


恋をするって、こんなに素敵で可愛らしいことなのかと。
映画の様なストーリももちろん、小野先生の揺るぎない大人の魅力にも、チサトの頑ななまでの愛らしさにも、心奪われること間違いなしです。
皆様ぜひご一読を。

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★★★★★
2012/01/20 01:26
ネタバレ
小さな勇者たち

いじめられっ子の月子と陽太
奇跡か不運か、体が入れ替わってしまったふたりの奇妙な共同生活

それは、小さな世界を救う、勇敢で偉大な7日間。


勇気を出すって難しい
だってそれはこれまでの自分を変えることで、見ていた世界を180度変えることだから

でも、もしもその空の手に、誰かの温もりを感じたのなら
誰かの呼ぶ声が聴こえたなら、その人の名を、呼んだのなら

ひとりじゃなかったって、気が付いたなら

もう一度目を開けて、立ち上がって
その力が、例え誰かから貰ったものでも、自分の鼓動が鳴っているなら

新しい小さな世界で、繋いだ大切な手と一緒に、どこまでも、生きていける。


小さな勇者たちの、世界を救う7日間
生まれ変わったふたりの未来が幸福に満ちて、どこまでも繋がっているように願います

いつまでも大切にしていきたい一作
ぜひご一読

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★★★★★
2011/10/25 22:47
RE*TRY〜もう一度、君と〜

後悔しないで生きるなんて無理な話。 ああしとけばよかった、やめとけばよかった。 何度も思って、何度も足を止めて、後ろを振り返って。 今笑えないのは、全部あの時のせいだって決めつけながら。 忘れた振りだけして、前を向いてるつもりでいて。 だけど、あの時も今もこれからも。 その道を辿るのは、ぜんぶ自分の体だから。 悩んで苦しんで逃げて後悔して、それが今にも続いていたって。 すべて自分の選んだ道で、その先に、今の自分がいる。 「後悔」も、大切な自分の想いのひとつ。 ならそれも抱え込んで、反省して、これから少しずつ変えればいい。 過去を変えることはできなくても、未来ならきっと変えられる。 そしてそれに気付けば、きっと「今」も、変わるはず。 今の自分を見つめ直すきっかけをくれる物語。 最後の最後まで、大切に読んでほしい。 ぜひご一読を。

後悔しないで生きるなんて無理な話。

ああしとけばよかった、やめとけばよかった。
何度も思って、何度も足を止めて、後ろを振り返って。

今笑えないのは、全部あの時のせいだって決めつけながら。
忘れた振りだけして、前を向いてるつもりでいて。

だけど、あの時も今もこれからも。
その道を辿るのは、ぜんぶ自分の体だから。

悩んで苦しんで逃げて後悔して、それが今にも続いていたって。
すべて自分の選んだ道で、その先に、今の自分がいる。

「後悔」も、大切な自分の想いのひとつ。
ならそれも抱え込んで、反省して、これから少しずつ変えればいい。
過去を変えることはできなくても、未来ならきっと変えられる。
そしてそれに気付けば、きっと「今」も、変わるはず。


今の自分を見つめ直すきっかけをくれる物語。
最後の最後まで、大切に読んでほしい。
ぜひご一読を。

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★★★★★
2011/10/03 19:34
それはたった一瞬の、

突然の訪問者に導かれ辿り着いたのは、美しい街並みの夢の都「朱天楼」 灰色の空が見下ろすその場所で、 藍火はたった一瞬の、だけど永遠に忘れない、 とても大切な時を過ごした─── 人は誰でも、何かを抱えて生きているもの この作品の世界で生きる人たちは、みんな心に大きな重荷を背負っていたけれど 大なり小なり、その「何かを背負って」生きているという意味では、誰もが彼らと同じなのだと思う。 たったひとりでそれを抱えて、晴れない空をいつまでも仰いで だけどそれではいつまでだって、濁った景色は消えないから みんなで分かち合えばいい 分かち合えないのなら、一緒に傷ついて泣けばいい たったそれだけのことだけど、たったそれだけのことで きっと、誰かの空は、青く晴れる。 灰色の世界で、だけど七色にきらきらと輝くような素敵な作品。 ぜひご一読を。

突然の訪問者に導かれ辿り着いたのは、美しい街並みの夢の都「朱天楼」

灰色の空が見下ろすその場所で、
藍火はたった一瞬の、だけど永遠に忘れない、
とても大切な時を過ごした───


人は誰でも、何かを抱えて生きているもの

この作品の世界で生きる人たちは、みんな心に大きな重荷を背負っていたけれど
大なり小なり、その「何かを背負って」生きているという意味では、誰もが彼らと同じなのだと思う。


たったひとりでそれを抱えて、晴れない空をいつまでも仰いで
だけどそれではいつまでだって、濁った景色は消えないから

みんなで分かち合えばいい
分かち合えないのなら、一緒に傷ついて泣けばいい

たったそれだけのことだけど、たったそれだけのことで
きっと、誰かの空は、青く晴れる。


灰色の世界で、だけど七色にきらきらと輝くような素敵な作品。
ぜひご一読を。

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★★★★★
2011/09/29 14:55
命と絆の物語

あることが原因で不登校になったまま迎えた中学二年の夏休み 千鶴は、祖母の病室で、不思議なひとりの少年と出会った そこから始まる、過去と現在、そして未来を結んだ、命と絆の物語─── もしも、明日の命さえ保障されていなかったら いつ、大切な人が消えてしまうかわからない世界なら わたしたちは一体なにを思い、生きていくのだろうか 明日があるのは当たり前のことじゃない 差しのべられた手を拒んだその瞬間に、なくなってしまう、ものかもしれない それに気付くのは難しいけど、気付いたならば、大事にしたい 苦しんで、泣いて、顔を上げられなくなったとしても、立ち止まって、考えて、涙を流し終えたら、きっとわかる 一緒に歩いてくれる人たちと、愛くるしいほどに、大切な今 命の尊さを、胸に深く沁みこむストーリーとともに教えてくれる物語 ぜひご一読を

あることが原因で不登校になったまま迎えた中学二年の夏休み
千鶴は、祖母の病室で、不思議なひとりの少年と出会った

そこから始まる、過去と現在、そして未来を結んだ、命と絆の物語───


もしも、明日の命さえ保障されていなかったら
いつ、大切な人が消えてしまうかわからない世界なら

わたしたちは一体なにを思い、生きていくのだろうか


明日があるのは当たり前のことじゃない
差しのべられた手を拒んだその瞬間に、なくなってしまう、ものかもしれない

それに気付くのは難しいけど、気付いたならば、大事にしたい
苦しんで、泣いて、顔を上げられなくなったとしても、立ち止まって、考えて、涙を流し終えたら、きっとわかる

一緒に歩いてくれる人たちと、愛くるしいほどに、大切な今


命の尊さを、胸に深く沁みこむストーリーとともに教えてくれる物語
ぜひご一読を

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★★★★★
2011/09/25 23:00
ネタバレ
春は来ないと、彼が言った。

この場所は、次にどの季節がやって来るかわからない

くるくると巡る四季のなかで
春に想いを託した少女と少年の、小さな恋の物語───


いつも一緒にいることがあたりまえだった
でも、そのあたりまえの存在が、毎日をキラキラと輝かせてくれた

できればもう一歩踏み出したくて
けれど自分じゃ背中を押せないから、遠い季節に想いを託した

それは、捨てようとしても捨てきれなかった大切なもの
悩んで泣いて、傷ついて

それでも手放せなかった、心の奥の大切な願い。


ちょっと不思議な世界で、流れ星の瞬くように咲いた春の花は
彼女と彼の純粋な「願い」が呼んだ、小さな奇跡だったのかもしれない。


願いは叶うわけじゃない
願いを叶えようとする想いが大切なのだと、感じさせられた作品でした。

切なくてやさしくて、淡くてきれいな四季と恋のお話
ぜひご一読を。

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★★★★★
2011/09/21 01:08
KEEP OUT!!

いつも傍にいたあいつ いつも傍にいたあの子 この関係が、ずっと続くと思っていた── きっかけはふとしたことで。 それはとても些細な、だけどとても重要な心の変化。 変わることは、失うこと? ちがう、そうじゃない。 今いるここにさよならをして、一歩前に踏み出すこと。 それはきっと、新しい旅立ち。 未来を変えることは怖いけど、それでも今しか変えられない。 今が過去になる前に、変えられなくなる前に。 勇気を出して、一歩踏み出せ。 そうすればきっと、何かが変わる。 変わった今は、いつか綺麗な過去になって、ずっと先のきらきらと光る未来まで、支え続けてくれるはず。 甘酸っぱい青春の一ページ。 悩んで、泣いて、たっぷり笑って、一息ついて。 そして、ゆっくりと前を見つめる勇気をくれる、そんな素敵な作品でした。 ぜひご一読を。

いつも傍にいたあいつ
いつも傍にいたあの子

この関係が、ずっと続くと思っていた──


きっかけはふとしたことで。
それはとても些細な、だけどとても重要な心の変化。

変わることは、失うこと?
ちがう、そうじゃない。

今いるここにさよならをして、一歩前に踏み出すこと。

それはきっと、新しい旅立ち。


未来を変えることは怖いけど、それでも今しか変えられない。
今が過去になる前に、変えられなくなる前に。
勇気を出して、一歩踏み出せ。

そうすればきっと、何かが変わる。
変わった今は、いつか綺麗な過去になって、ずっと先のきらきらと光る未来まで、支え続けてくれるはず。


甘酸っぱい青春の一ページ。
悩んで、泣いて、たっぷり笑って、一息ついて。
そして、ゆっくりと前を見つめる勇気をくれる、そんな素敵な作品でした。

ぜひご一読を。

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★★★★★
2011/09/14 15:25
引き金引いてサヨウナラ

退屈で平凡な日常 悩みはあっても楽しみはない億劫な毎日 見えない未来の姿 この世界から抜け出せば、何かが変わると思っていた だけどきっと本当の煌めきは、 そんな日常の中に埋もれているのかもしれない─── 少年少女がぶつかる、迷いや葛藤や決意。 ありえない非日常を舞台に、だけど何よりもリアルに描かれるそれは、読み手の心にも直球でぶつかってきます。 悩んで、迷って。 いつか笑うために、泣きながら、決意して。 毎日を変えるための、自分を変えるための、引き金はいつも、自分の手の中に。 様々な想いが込められた素敵な作品。 願わくば、彼らの未来が綺麗な愛すべき日常でありますように。 ぜひご一読を。

退屈で平凡な日常
悩みはあっても楽しみはない億劫な毎日
見えない未来の姿

この世界から抜け出せば、何かが変わると思っていた

だけどきっと本当の煌めきは、
そんな日常の中に埋もれているのかもしれない───


少年少女がぶつかる、迷いや葛藤や決意。
ありえない非日常を舞台に、だけど何よりもリアルに描かれるそれは、読み手の心にも直球でぶつかってきます。

悩んで、迷って。
いつか笑うために、泣きながら、決意して。

毎日を変えるための、自分を変えるための、引き金はいつも、自分の手の中に。


様々な想いが込められた素敵な作品。
願わくば、彼らの未来が綺麗な愛すべき日常でありますように。

ぜひご一読を。

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★★★★★
2011/03/26 13:44
クツズレ

頑張って、努力して。 前を向いて背伸びするのは悪いことじゃないけど。 それを諦めるのも、悪いことじゃないと思う。 疲れたなら休めばいいし。 痛いなら捨てればいい。 時々なら、逃げたっていい。 立ち止まって深呼吸して。 顔を上げてお月様が見えて。 そしてもう一度笑えたら。 今度は自分のペースで、進んでみればいいだけ。 誰かを救おうなんて、そんな大それたことは思わないけど。 せめて何気ない一言を、掛けてあげられるくらいの人間でいたい。 心に「クツズレ」が出来てしまったあなたに。 是非読んでいただきたい作品です。

頑張って、努力して。
前を向いて背伸びするのは悪いことじゃないけど。

それを諦めるのも、悪いことじゃないと思う。

疲れたなら休めばいいし。
痛いなら捨てればいい。
時々なら、逃げたっていい。

立ち止まって深呼吸して。
顔を上げてお月様が見えて。
そしてもう一度笑えたら。

今度は自分のペースで、進んでみればいいだけ。


誰かを救おうなんて、そんな大それたことは思わないけど。
せめて何気ない一言を、掛けてあげられるくらいの人間でいたい。

心に「クツズレ」が出来てしまったあなたに。
是非読んでいただきたい作品です。

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★★★★★
2010/09/13 10:04
大切な願い

突然絵本の世界に迷い込んだうらら 記憶を失くした彼女 そして、4人の少年たち 黄金の道を辿り 失くしたものを取り戻すため 大切な願いを叶えるため 彼らの冒険が始まる── 生きていく中で出会うのは 決して楽しいことばかりじゃない ひとりで抱えるには重すぎて 前に進めないこともある けれど、きっと 共に歩く仲間がいれば もう一度、前を向けるはず そうすれば、見えてくる 忘れてしまった、大切な願い 丁寧で柔らかな描写に、あっという間にこの世界へ惹きこまれてしまいます 読んだ後は、きっと世界が、今までよりも少し素敵に見えるはず ぜひご一読を

突然絵本の世界に迷い込んだうらら

記憶を失くした彼女
そして、4人の少年たち

黄金の道を辿り
失くしたものを取り戻すため
大切な願いを叶えるため

彼らの冒険が始まる──


生きていく中で出会うのは
決して楽しいことばかりじゃない

ひとりで抱えるには重すぎて
前に進めないこともある

けれど、きっと
共に歩く仲間がいれば
もう一度、前を向けるはず

そうすれば、見えてくる
忘れてしまった、大切な願い


丁寧で柔らかな描写に、あっという間にこの世界へ惹きこまれてしまいます

読んだ後は、きっと世界が、今までよりも少し素敵に見えるはず

ぜひご一読を

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★★★★★
2010/08/08 21:01
大切なもの

毎日は毎日続くけれど、今日という日は二度と帰ってはこない。 当たり前のように思って見落としてきた大切なもの。 奥に隠れて気付かなかった大切な想い。 いつも隣にいたはずの、大切なひと。 なんとなく過ぎ行く日々の中にも、それらは確かにそばにあるのに。 いつだってそれに気付くのは、失ってからのこと。 だけどそれじゃ悲しいから、あと少しだけ 今を、君を、 大切にして、生きてみたいと思う。 そう、笑って。笑って。泣いても、笑って。 それだけで、空は晴れるから。 物語に込められた、優しくも強いメッセージ。 是非皆さんに感じて頂けたらと思います。 最後に、彼らの「今」が、幸せな「明日」に繋がっていることを、祈ります。

毎日は毎日続くけれど、今日という日は二度と帰ってはこない。

当たり前のように思って見落としてきた大切なもの。
奥に隠れて気付かなかった大切な想い。
いつも隣にいたはずの、大切なひと。

なんとなく過ぎ行く日々の中にも、それらは確かにそばにあるのに。
いつだってそれに気付くのは、失ってからのこと。


だけどそれじゃ悲しいから、あと少しだけ
今を、君を、
大切にして、生きてみたいと思う。

そう、笑って。笑って。泣いても、笑って。
それだけで、空は晴れるから。


物語に込められた、優しくも強いメッセージ。
是非皆さんに感じて頂けたらと思います。

最後に、彼らの「今」が、幸せな「明日」に繋がっていることを、祈ります。

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★★★★★
2010/05/13 23:34
ネタバレ
15歳、3分間

──学校の屋上
16歳の誕生日、弥八子はそこから飛び降りた

気づいたときには、4人のクラスメイトと共にいた
3分間を繰り返し、進まない、教室の中に──


悩みがない人間なんていない
皆どこかで苦しんで、何かを抱えて、それでも前へ進もうとしている

でもそれは、小さな体で抱え込むには、大き過ぎることもある

変わりたい、でも変われない
悩んで、苦しんで、涙さえ流せなくて

そんなときは、立ち止まってみればいい
立ち止まり、手を伸ばせば、その手を掴む誰かがいる

ひとりでは進めない
だけど、一緒なら、きっと何かが変わるはず

止まることなく過ぎ行く時間を、追いかけるのは大変だけど

ゆっくりと、小さな一歩を踏み出して
もう一度前を向くための「ばいばい」をしよう

そうすればきっと、見上げた空は、さっきまでと少し違う。

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★★★★★
2010/01/07 19:39
虹色のラブレター

愛がどうやって生まれるのか。 わたしにはよくわからないけれど。 でも、確かなことは。 あのときのふたりの間に、 深く純粋な、愛が生まれていたということ。 この小説は、小説でありながら、たったひとりの人に向けた「ラブレター」でもあります。 それは、その人だけに伝えたい、心からの素直な気持ちを綴ったものなのです。 だからこそ、わたしたちの心にも直接響き、切なくも温かい想いを与えてくれるのでしょう。 世の中に「純愛物語」は、溢れ返るほど存在するけれど。 この小説のように、ここまで綺麗で、心を揺さぶられるものは、そうそうあるものではないと思います。 ふたりの愛の軌跡、そして奇跡を、是非あなた自身で確かめてみてください。

愛がどうやって生まれるのか。
わたしにはよくわからないけれど。

でも、確かなことは。
あのときのふたりの間に、

深く純粋な、愛が生まれていたということ。


この小説は、小説でありながら、たったひとりの人に向けた「ラブレター」でもあります。

それは、その人だけに伝えたい、心からの素直な気持ちを綴ったものなのです。

だからこそ、わたしたちの心にも直接響き、切なくも温かい想いを与えてくれるのでしょう。

世の中に「純愛物語」は、溢れ返るほど存在するけれど。

この小説のように、ここまで綺麗で、心を揺さぶられるものは、そうそうあるものではないと思います。


ふたりの愛の軌跡、そして奇跡を、是非あなた自身で確かめてみてください。

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★★★★★
2009/11/28 01:27
雨の向こうで

優しいご主人夫妻と綺麗なお母さんと一緒に、平凡な飼い犬生活を送っていた「宗一郎」。 でも、僕はこのままでいいのだろうか。 そう考えた宗一郎は、あることをきっかけに家を飛び出した。 変わることって、難しいこと? そうじゃない、きっとそれは案外簡単にできることなんだ。 だけどたまには、立ち止まって俯いてしまう時もある。 考えて、悩んでしまうこともある。 そんなときはもっと考えて、もっと悩めばいい。 必ずそばには、支えてくれるだれかがいるから。 そして前を向けば気づく。 この世界が、とても素晴らしいということに。 胸に沁みこむ温かな気持ちと、強いメッセージ。 あなたも是非、感じてみてください。

優しいご主人夫妻と綺麗なお母さんと一緒に、平凡な飼い犬生活を送っていた「宗一郎」。

でも、僕はこのままでいいのだろうか。

そう考えた宗一郎は、あることをきっかけに家を飛び出した。



変わることって、難しいこと?

そうじゃない、きっとそれは案外簡単にできることなんだ。

だけどたまには、立ち止まって俯いてしまう時もある。

考えて、悩んでしまうこともある。


そんなときはもっと考えて、もっと悩めばいい。

必ずそばには、支えてくれるだれかがいるから。


そして前を向けば気づく。

この世界が、とても素晴らしいということに。


胸に沁みこむ温かな気持ちと、強いメッセージ。

あなたも是非、感じてみてください。

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★★★★★
2009/08/26 22:42
今を生き、明日を生きる

衝撃的かつ静かな雰囲気から始まるこの物語。 クラスメイトの死に隠された謎、そしてその答えを探すナオや周りの人たちの繊細な心の動きが、読み手をどんどん物語の中へと引き込ませます。 15歳という、大人でも子どもでもない、複雑な心を持った主人公たちが、何を想い、今を生きているのか。 彼女たちが感じた、愛や友情、そして生と死。 それは彼女たちと同じように「今」を生き、そして「明日」を生きていくであろう私たちも、考えていかなければいけないことなのだと思います。 是非、みなさんに読んでいただきたい作品です。

衝撃的かつ静かな雰囲気から始まるこの物語。
クラスメイトの死に隠された謎、そしてその答えを探すナオや周りの人たちの繊細な心の動きが、読み手をどんどん物語の中へと引き込ませます。

15歳という、大人でも子どもでもない、複雑な心を持った主人公たちが、何を想い、今を生きているのか。

彼女たちが感じた、愛や友情、そして生と死。

それは彼女たちと同じように「今」を生き、そして「明日」を生きていくであろう私たちも、考えていかなければいけないことなのだと思います。

是非、みなさんに読んでいただきたい作品です。

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