「あーあ。もっとイチャつきたかったのにー」
ぶー、と幼い子のように不貞腐れているデューク先輩。やめてください、可愛すぎますから。
「あたしはいちゃつきたくない。離れろこの阿呆!」
藍羅先輩はイライラを募らせているらしい。見ているだけで分かる。ここまで苛つきを見せる藍羅先輩も凄いのだが、寧ろ気づいていないらしいデューク先輩の方が凄い。
「えー…」
「だから目を潤ませるな!目に毒だ!」
「ツンツンしちゃって、可愛いなー」
「可愛いとかいうなこの馬鹿!」
あ、藍羅先輩、なんだよね…?
こんなに阿呆とか馬鹿とかいう人だったっけ?こんなに暴言吐く人だったっけ!?信じられない、いや、信じたくないよう、藍羅先輩!
でも確かに分かるかもしれない。デューク先輩がウルウルと目を潤ませてこちらを見ると、九割五分の人間は確実に悩殺される。確かに目に毒だ。
「はいはい、また明日ねー」
デューク先輩はよしよしと藍羅先輩の頭を撫でている。まるで乙葉のようだ。
「頭を撫でるな、馬鹿!そして金輪際近づくな、阿呆ー!」
藍羅は照れ屋なんだから、と微笑みながらも、私に目を向けた。
「月子ちゃんも、またねー」
「あ、ハイ…」
去り際にウィンクを残していったデューク先輩。なにそれ、悩殺モンじゃないですか。今の私は、それよりも藍羅先輩の方が心配でしょうがないので、全く効きませんがね。
デューク先輩の姿が完全に見えなくなると、何やら声が聞こえてきた。
「何で一々近づいてくるんだよ、鬱陶しい。藍羅、藍羅って煩いし。騒がしいし、イライラするし、むかつくし」
よく探すと、それは藍羅先輩のものだった。先輩はブツブツと独り言のように暴言を吐き続けている。
「せ、先輩…?」
「あーもうアイツなんて大嫌いだー!」
「せ、先輩、落ち着いて!」
私が宥めると「つ、月子…」と、初めて見たかのような顔をした先輩。それほどまでに混乱していたのでしょうか。
ぶー、と幼い子のように不貞腐れているデューク先輩。やめてください、可愛すぎますから。
「あたしはいちゃつきたくない。離れろこの阿呆!」
藍羅先輩はイライラを募らせているらしい。見ているだけで分かる。ここまで苛つきを見せる藍羅先輩も凄いのだが、寧ろ気づいていないらしいデューク先輩の方が凄い。
「えー…」
「だから目を潤ませるな!目に毒だ!」
「ツンツンしちゃって、可愛いなー」
「可愛いとかいうなこの馬鹿!」
あ、藍羅先輩、なんだよね…?
こんなに阿呆とか馬鹿とかいう人だったっけ?こんなに暴言吐く人だったっけ!?信じられない、いや、信じたくないよう、藍羅先輩!
でも確かに分かるかもしれない。デューク先輩がウルウルと目を潤ませてこちらを見ると、九割五分の人間は確実に悩殺される。確かに目に毒だ。
「はいはい、また明日ねー」
デューク先輩はよしよしと藍羅先輩の頭を撫でている。まるで乙葉のようだ。
「頭を撫でるな、馬鹿!そして金輪際近づくな、阿呆ー!」
藍羅は照れ屋なんだから、と微笑みながらも、私に目を向けた。
「月子ちゃんも、またねー」
「あ、ハイ…」
去り際にウィンクを残していったデューク先輩。なにそれ、悩殺モンじゃないですか。今の私は、それよりも藍羅先輩の方が心配でしょうがないので、全く効きませんがね。
デューク先輩の姿が完全に見えなくなると、何やら声が聞こえてきた。
「何で一々近づいてくるんだよ、鬱陶しい。藍羅、藍羅って煩いし。騒がしいし、イライラするし、むかつくし」
よく探すと、それは藍羅先輩のものだった。先輩はブツブツと独り言のように暴言を吐き続けている。
「せ、先輩…?」
「あーもうアイツなんて大嫌いだー!」
「せ、先輩、落ち着いて!」
私が宥めると「つ、月子…」と、初めて見たかのような顔をした先輩。それほどまでに混乱していたのでしょうか。


