北斗先輩は電気を纏っていた。
北斗先輩の周りで電気が、バチバチと音を立てて光っている。
北斗先輩事態も変化していた。
先輩の髪はキャラメルみたいなオレンジ色から黒に変わり、クセ毛もストレートになって逆立っている。
目つきもいつもより鋭い。
先輩の変わりように呆然としていると、先輩は後ろを振り向くと同時に手を前に向けた。
先輩が振りかえった先には敵がいて、七星先輩に向けて今にも攻撃をしようとしていた。
北斗先輩は鋭い目つきで相手を睨むと言った。
「僕が、相手」
そして手に力を込めたようなそぶりが見えたかと思うと、手からエネルギーの塊がを発射した。
それは相手に直撃して、敵は倒れた。
拳銃がカランと転がっている。
手足を痙攣(けいれん)させているところを見ると、もう立ち上がれないだろう。
「…弱い」
ぽつりと先輩は呟いた。
まるで物足りないとでも言いそうな口ぶりだった。
北斗先輩の髪色がキャラメル色へと変化し、目つきも幾分穏やかになったところで、先輩はもう一度溜息を吐いた。
「後ろ、注意。詰め、甘い」
「ごめんなさいね。でも助かったわ」
あははと笑う七星先輩だが、北斗先輩は呆れ顔をしたままだった。
こんな時でも2人とも余裕を感じる。
凄い人達だと思わずにはいられなかった。
キインと金属のぶつかる音が聞こえてハっとその音の発生源へと集中した。
そこでは、ウサギと乙葉が剣で戦っていた。
ウサギと乙葉の周りを拳銃を持った敵が囲い、ウサギと乙葉は互いに背中を預けて剣を構えていた。
「こんなすごいホールで、んな物騒なモン持ってんじゃねぇっつの。なぁ、水月(すいげつ)、お前もそう思うだろ?」
ウサギは、はぁっとため息を吐きながら、剣を振り上げて拳銃を空中に飛ばした。
それはカランと軽い音を響かせてステージの上に落ちた。
ちなみに水月というのは、ウサギの持つその剣の名前だと後で知った。
「だいたいー、そんなもの持っててもー、私たちには勝てないよー?」
ねー、鏡花(きょうか)ー?、と乙葉はその剣を振り上げた。
以前、切れ味抜群の良い子だよー、と言っていただけあって、切られた拳銃は見るも無残なほど真っ二つになってスクラップと化していた。
「拳銃なんか持っていたって、こうして使えなければ意味がねぇよな」
「ほんとだよねー」
「大体、動きが遅いんだよ」
「止まって見えるよー」
「これだけ遅いとふざけてるようにしか思えないな」
「それ、私も同じー」
「だよな、弱すぎて萎えるよなー」
ウサギと乙葉は顔を見合わせてお互いため息をついた。
…どれだけ余裕があるんだ、この2人。
私は呆気にとられた。
「ふざけたことをぬかすのもいい加減にしろ、このクソガキ共!」
竹取会の黒いスーツの男達はさらに拳銃を取り出そうとしたが、その前にパンと乾いた音が響いて、ステージが赤く染まった。
北斗先輩の周りで電気が、バチバチと音を立てて光っている。
北斗先輩事態も変化していた。
先輩の髪はキャラメルみたいなオレンジ色から黒に変わり、クセ毛もストレートになって逆立っている。
目つきもいつもより鋭い。
先輩の変わりように呆然としていると、先輩は後ろを振り向くと同時に手を前に向けた。
先輩が振りかえった先には敵がいて、七星先輩に向けて今にも攻撃をしようとしていた。
北斗先輩は鋭い目つきで相手を睨むと言った。
「僕が、相手」
そして手に力を込めたようなそぶりが見えたかと思うと、手からエネルギーの塊がを発射した。
それは相手に直撃して、敵は倒れた。
拳銃がカランと転がっている。
手足を痙攣(けいれん)させているところを見ると、もう立ち上がれないだろう。
「…弱い」
ぽつりと先輩は呟いた。
まるで物足りないとでも言いそうな口ぶりだった。
北斗先輩の髪色がキャラメル色へと変化し、目つきも幾分穏やかになったところで、先輩はもう一度溜息を吐いた。
「後ろ、注意。詰め、甘い」
「ごめんなさいね。でも助かったわ」
あははと笑う七星先輩だが、北斗先輩は呆れ顔をしたままだった。
こんな時でも2人とも余裕を感じる。
凄い人達だと思わずにはいられなかった。
キインと金属のぶつかる音が聞こえてハっとその音の発生源へと集中した。
そこでは、ウサギと乙葉が剣で戦っていた。
ウサギと乙葉の周りを拳銃を持った敵が囲い、ウサギと乙葉は互いに背中を預けて剣を構えていた。
「こんなすごいホールで、んな物騒なモン持ってんじゃねぇっつの。なぁ、水月(すいげつ)、お前もそう思うだろ?」
ウサギは、はぁっとため息を吐きながら、剣を振り上げて拳銃を空中に飛ばした。
それはカランと軽い音を響かせてステージの上に落ちた。
ちなみに水月というのは、ウサギの持つその剣の名前だと後で知った。
「だいたいー、そんなもの持っててもー、私たちには勝てないよー?」
ねー、鏡花(きょうか)ー?、と乙葉はその剣を振り上げた。
以前、切れ味抜群の良い子だよー、と言っていただけあって、切られた拳銃は見るも無残なほど真っ二つになってスクラップと化していた。
「拳銃なんか持っていたって、こうして使えなければ意味がねぇよな」
「ほんとだよねー」
「大体、動きが遅いんだよ」
「止まって見えるよー」
「これだけ遅いとふざけてるようにしか思えないな」
「それ、私も同じー」
「だよな、弱すぎて萎えるよなー」
ウサギと乙葉は顔を見合わせてお互いため息をついた。
…どれだけ余裕があるんだ、この2人。
私は呆気にとられた。
「ふざけたことをぬかすのもいい加減にしろ、このクソガキ共!」
竹取会の黒いスーツの男達はさらに拳銃を取り出そうとしたが、その前にパンと乾いた音が響いて、ステージが赤く染まった。


