「えっと、私の試合は…」
指を指して確認しながらそれを見ていると、聞きなれた声が頭上から降ってきた。
「あれ、月子。ここで何してるんだ?」
急いで振り返ると、私は目を疑った。
「え、藍羅先輩!?」
先輩はダークブラウンの長い髪をポニーテールにしていた。綺麗さ倍増である。
「どうしてここに?」
「あたしは試合の予定を見に来たんだ」
「何だ、そうだったんですか。実は私もそうだったんですよ」
そう言って笑うと、先輩は「あたし達気が合うな」と言って笑った。
先輩の言葉はどんな言葉もかっこよく聞こえてしまう。ある意味、魔法だと思う。
「先輩はどの試合に出るんですか?」
「バスケだ」
藍羅先輩が、バスケ…!
「試合見に行きたいです!」
「暇だったら、見に来てくれよ」
先輩はニッと笑った。
その笑顔がかっこよすぎて倒れるかと思った。
「ぜひ見に来てね。私も出るの」
「七星先輩!」
振り返ると七星先輩がいた。
「七星先輩も出るんですか!? それなら絶対見に行かなきゃじゃないですか! いつですか、試合!」
「えーっと…あ、あった、この試合よ」
七星先輩が指した時刻は、ちょうど乙葉の試合の時間と同じだった。
「先輩方…その時間帯、乙葉も試合あるです…」
お二人の雄姿が見られないという絶望のあまり呆然として答えると、二人は以外にもあっけらかんと答えた。
「あら、そうなの。じゃあ乙葉ちゃんを応援しなきゃね」
「まぁ、あたしらは決勝にいくから。その時は見に来てくれよな」
本当にお二人とも優しいなぁ。
「お約束します!」
「大丈夫。月子ちゃんの分も俺が藍羅を応援してるからさ」
またも聞きなれた声が聞こえて振り返ると、案の定、デューク先輩がいた。いつにもまして楽しそうな表情を浮かべている。
「あぁ、もちろん七星もだよ」
「私はおまけって感じね。まぁ気にしないけれど」
呆れた顔をして七星先輩は言った。
「七星がおまけなんて豪華だね!」
「そういうことを言ってるんじゃないわよ」
七星先輩は冷たくそう言い、藍羅先輩は大きなため息を吐いた。
「で、お前は何しに来た」
「藍羅に会いに来たけど?」
さも当然でしょと言わんばかりの顔をしている。
「ホント、お前の思考回路は狂ってると思う」
「藍羅のことしか考えられないなんて最高の狂い方だよね!」
またバカなことを、と藍羅先輩は呆れた顔をしてため息をついた。
指を指して確認しながらそれを見ていると、聞きなれた声が頭上から降ってきた。
「あれ、月子。ここで何してるんだ?」
急いで振り返ると、私は目を疑った。
「え、藍羅先輩!?」
先輩はダークブラウンの長い髪をポニーテールにしていた。綺麗さ倍増である。
「どうしてここに?」
「あたしは試合の予定を見に来たんだ」
「何だ、そうだったんですか。実は私もそうだったんですよ」
そう言って笑うと、先輩は「あたし達気が合うな」と言って笑った。
先輩の言葉はどんな言葉もかっこよく聞こえてしまう。ある意味、魔法だと思う。
「先輩はどの試合に出るんですか?」
「バスケだ」
藍羅先輩が、バスケ…!
「試合見に行きたいです!」
「暇だったら、見に来てくれよ」
先輩はニッと笑った。
その笑顔がかっこよすぎて倒れるかと思った。
「ぜひ見に来てね。私も出るの」
「七星先輩!」
振り返ると七星先輩がいた。
「七星先輩も出るんですか!? それなら絶対見に行かなきゃじゃないですか! いつですか、試合!」
「えーっと…あ、あった、この試合よ」
七星先輩が指した時刻は、ちょうど乙葉の試合の時間と同じだった。
「先輩方…その時間帯、乙葉も試合あるです…」
お二人の雄姿が見られないという絶望のあまり呆然として答えると、二人は以外にもあっけらかんと答えた。
「あら、そうなの。じゃあ乙葉ちゃんを応援しなきゃね」
「まぁ、あたしらは決勝にいくから。その時は見に来てくれよな」
本当にお二人とも優しいなぁ。
「お約束します!」
「大丈夫。月子ちゃんの分も俺が藍羅を応援してるからさ」
またも聞きなれた声が聞こえて振り返ると、案の定、デューク先輩がいた。いつにもまして楽しそうな表情を浮かべている。
「あぁ、もちろん七星もだよ」
「私はおまけって感じね。まぁ気にしないけれど」
呆れた顔をして七星先輩は言った。
「七星がおまけなんて豪華だね!」
「そういうことを言ってるんじゃないわよ」
七星先輩は冷たくそう言い、藍羅先輩は大きなため息を吐いた。
「で、お前は何しに来た」
「藍羅に会いに来たけど?」
さも当然でしょと言わんばかりの顔をしている。
「ホント、お前の思考回路は狂ってると思う」
「藍羅のことしか考えられないなんて最高の狂い方だよね!」
またバカなことを、と藍羅先輩は呆れた顔をしてため息をついた。


