「ここで本当にいいのか?送っていくぞ?」
別れ道に差し掛かったところで、先輩からこんなことを言われた。
一瞬彼氏かと錯覚したが、すぐに私にはそんな存在などなく、隣にいるのは尊敬してやまない藍羅先輩だと思い出した。
「先輩、台詞がかっこよすぎます。先輩がかっこよすぎて、私、失神します。」
よく鼻血が出なかったものだ。学校の女子が聞いたら、気絶する人が続出するに違いない。大変なことになるだろう。
いや、この手に持っているジュース缶が、先輩に奢ってもらった物だと言ったら、それこそ大騒動だな。ファンの皆様から血祭りに上げられそうだ。これは秘密だ。
そうそう、あの後約束通りジュースを奢ってもらっちゃったんです。嬉しすぎて、どうしましょう、この缶捨てたくないです。えー、どうやってリサイクルしよう…
「いや、真面目に考えろ。時間も遅いんだ、ふざけている場合じゃない。」
いや、私は真剣にそう思いました。先輩がかっこよすぎるだけなのです。
「ここで大丈夫ですよ。家もここから遠いわけじゃないですし。それに先輩が一人になったら、そっちの方が大変ですよ!だってまず確実にナンパされますし、絶対絶対ストーカー被害にあいますし、最悪の場合連れ去られるかもしれないじゃないですか!そんなことになったら学校中が本気で泣くので、心から気をつけて帰ってくださいね!」
私が言い切ると、
「え、ま、まぁ、気をつけて帰るけど…
月子も気をつけて帰れよ?月子も女の子なんだから。」
女の子なんだから、なんて…先輩は一々かっこいい。
「はい!気をつけて帰ります!」
先輩に言われたら気をつけないでいられない。藍羅先輩パワーだ。
「でも、心配だな…」
眉毛を下げて少し困った表情をなさっているのが、月明かりの下でも分かる。まぁ、街灯の下にいるということが大きな要因なんだけれどね。
私は先輩が心配で仕方がありません。だって先輩の美貌は、老若男女を問わず虜にしてしまうんですもん。
男子はともかく、学校に通う女の子だって藍羅先輩に恋してるって聞くことがある。
先生達だって、何人かは恋してるらしい。そう言う噂は聞いている。
老若男女、様々な人から好かれる、様々な人を虜にしてしまう先輩だから、いつか危ないことに巻き込まれるんじゃないかと凄く心配する。
別れ道に差し掛かったところで、先輩からこんなことを言われた。
一瞬彼氏かと錯覚したが、すぐに私にはそんな存在などなく、隣にいるのは尊敬してやまない藍羅先輩だと思い出した。
「先輩、台詞がかっこよすぎます。先輩がかっこよすぎて、私、失神します。」
よく鼻血が出なかったものだ。学校の女子が聞いたら、気絶する人が続出するに違いない。大変なことになるだろう。
いや、この手に持っているジュース缶が、先輩に奢ってもらった物だと言ったら、それこそ大騒動だな。ファンの皆様から血祭りに上げられそうだ。これは秘密だ。
そうそう、あの後約束通りジュースを奢ってもらっちゃったんです。嬉しすぎて、どうしましょう、この缶捨てたくないです。えー、どうやってリサイクルしよう…
「いや、真面目に考えろ。時間も遅いんだ、ふざけている場合じゃない。」
いや、私は真剣にそう思いました。先輩がかっこよすぎるだけなのです。
「ここで大丈夫ですよ。家もここから遠いわけじゃないですし。それに先輩が一人になったら、そっちの方が大変ですよ!だってまず確実にナンパされますし、絶対絶対ストーカー被害にあいますし、最悪の場合連れ去られるかもしれないじゃないですか!そんなことになったら学校中が本気で泣くので、心から気をつけて帰ってくださいね!」
私が言い切ると、
「え、ま、まぁ、気をつけて帰るけど…
月子も気をつけて帰れよ?月子も女の子なんだから。」
女の子なんだから、なんて…先輩は一々かっこいい。
「はい!気をつけて帰ります!」
先輩に言われたら気をつけないでいられない。藍羅先輩パワーだ。
「でも、心配だな…」
眉毛を下げて少し困った表情をなさっているのが、月明かりの下でも分かる。まぁ、街灯の下にいるということが大きな要因なんだけれどね。
私は先輩が心配で仕方がありません。だって先輩の美貌は、老若男女を問わず虜にしてしまうんですもん。
男子はともかく、学校に通う女の子だって藍羅先輩に恋してるって聞くことがある。
先生達だって、何人かは恋してるらしい。そう言う噂は聞いている。
老若男女、様々な人から好かれる、様々な人を虜にしてしまう先輩だから、いつか危ないことに巻き込まれるんじゃないかと凄く心配する。


