「しょ、初夏といったら水色だと思って」
まだ顔が赤い先輩はぶっきらぼうな口調で言った。
そういうところが堪らなく可愛い。藍羅先輩のことを「綺麗」ではなく「可愛い」と連呼しているデューク先輩の気持ちがよく分かる。
「先輩、お似合いです…!」
それはもう、完璧に着こなしている。
カッコイイ濃い色の重厚なドレスも良く似合うけれど、可愛らしい淡い色のドレスもとても良く似合っている。藍羅先輩は何でも似合うのですね!
「……変じゃないか?」
「どこがですか!? むしろ先輩はこんなに可愛らしくて綺麗なのに、一体どこが変だと不安に思われるのですか! もう全く変なところなんてないですありえないですありえません!」
私が勢いよく言うと、先輩は少し驚いたような顔をして小さく笑った。
「それなら良……」
先輩が言いかけた、その時だった。
バン、と大きな音と共に扉が開いた。
ハッと目を向けると、一瞬驚いたけれど私はすぐに藍羅先輩の顔を見る。
案の定、藍羅先輩は目を見開き、顔を真っ赤に染めて言葉を失っている。
その訪問者は、
「藍羅、会いに来たよ」
穏やかで爽やかな、まるで天使のような微笑みを浮かべたデューク先輩だった。
藍羅先輩は思考回路がショートしているみたいだけど、私は半分呆れていた。
会いに来たよ、だなんて恥ずかしい台詞を何の恥じらいもなくサラっと言えるのはデューク先輩くらいだと思う。
そんなデューク先輩の後ろに隠れていた人物がいることに気づき、私はクスッと笑みが零れた。
「いらっしゃい、みんな」
私は笑顔を作ってみせた。
隠れていたのは、
「よ! 馬鹿月子!」
「元気ー?」
美形な幼馴染2人だった。
って、乙葉さん、元気ー? って、そりゃ、昨日と変わらず月子さんは元気だけどさ。相変わらず気が抜けるような発言をするのね、あなたは。
けれど訪問者はそれだけではなくて。
「…来た」
「激励しに来たわ」
びっくりするほどダサい眼鏡をかけた北斗先輩と、綺麗すぎる七星先輩も来てくださった。
まだ顔が赤い先輩はぶっきらぼうな口調で言った。
そういうところが堪らなく可愛い。藍羅先輩のことを「綺麗」ではなく「可愛い」と連呼しているデューク先輩の気持ちがよく分かる。
「先輩、お似合いです…!」
それはもう、完璧に着こなしている。
カッコイイ濃い色の重厚なドレスも良く似合うけれど、可愛らしい淡い色のドレスもとても良く似合っている。藍羅先輩は何でも似合うのですね!
「……変じゃないか?」
「どこがですか!? むしろ先輩はこんなに可愛らしくて綺麗なのに、一体どこが変だと不安に思われるのですか! もう全く変なところなんてないですありえないですありえません!」
私が勢いよく言うと、先輩は少し驚いたような顔をして小さく笑った。
「それなら良……」
先輩が言いかけた、その時だった。
バン、と大きな音と共に扉が開いた。
ハッと目を向けると、一瞬驚いたけれど私はすぐに藍羅先輩の顔を見る。
案の定、藍羅先輩は目を見開き、顔を真っ赤に染めて言葉を失っている。
その訪問者は、
「藍羅、会いに来たよ」
穏やかで爽やかな、まるで天使のような微笑みを浮かべたデューク先輩だった。
藍羅先輩は思考回路がショートしているみたいだけど、私は半分呆れていた。
会いに来たよ、だなんて恥ずかしい台詞を何の恥じらいもなくサラっと言えるのはデューク先輩くらいだと思う。
そんなデューク先輩の後ろに隠れていた人物がいることに気づき、私はクスッと笑みが零れた。
「いらっしゃい、みんな」
私は笑顔を作ってみせた。
隠れていたのは、
「よ! 馬鹿月子!」
「元気ー?」
美形な幼馴染2人だった。
って、乙葉さん、元気ー? って、そりゃ、昨日と変わらず月子さんは元気だけどさ。相変わらず気が抜けるような発言をするのね、あなたは。
けれど訪問者はそれだけではなくて。
「…来た」
「激励しに来たわ」
びっくりするほどダサい眼鏡をかけた北斗先輩と、綺麗すぎる七星先輩も来てくださった。


