「それに、月子はそのドレス似合ってる。誰が何と言おうとあたしはそう思う」
いけない、私、先輩に心配かけちゃった。明らかに可笑しいって思わせてしまった…
私、本番前で緊張しているから心が不安定なのかな?あはは、私もまだまだだな。
うん、いつもの月子に戻ろう!
って私は二重人格じゃないですよ!?私も人間です、そりゃ、ちょっと落ち込むことだってあるんです、ご了承くださいませ!
「先輩がそう言ってくださるなら、私怖いモンなしです!」
先輩が味方で、他に怖いものなどあるのだろうか。ちょっと見当たらない。
「はいはい、本番行くぞ。」
そして呆れる先輩と共に舞台の袖へと移動する。
舞台袖から少し見える客席はいつも通り、
「…満席…」
隙間なし。さすが先輩。
「流石ですね。」と小声で先輩に呼びかけると
「前売り券は6分で完売だったそうだ。」
まるで他人事のように話す先輩。
そう言えばさっきのスタッフさんの話だと、あまりに前売り券が売れるので当日売るはずの当日券が残っていなかったらしい。
何ですかそれ、どこかのアイドルのコンサートですか。まぁ先輩はそこら辺の売れないアイドルより知名度はあるし、国民的アイドルとも比べものにならないほど美しいから、仕方が無いといえばそうだけど。
突如、開演を告げるベルが鳴った。
「今日も楽しもう。」
先輩が艶っぽく微笑む。
それに応えるように
「私のピアノは先輩の為に。」
私はいつも通りの言葉を先輩に伝えた。
そして微笑みあった。
アナウンスが入り、先輩の名前が会場に響き渡る。
今日もコンサートが始まる。
いけない、私、先輩に心配かけちゃった。明らかに可笑しいって思わせてしまった…
私、本番前で緊張しているから心が不安定なのかな?あはは、私もまだまだだな。
うん、いつもの月子に戻ろう!
って私は二重人格じゃないですよ!?私も人間です、そりゃ、ちょっと落ち込むことだってあるんです、ご了承くださいませ!
「先輩がそう言ってくださるなら、私怖いモンなしです!」
先輩が味方で、他に怖いものなどあるのだろうか。ちょっと見当たらない。
「はいはい、本番行くぞ。」
そして呆れる先輩と共に舞台の袖へと移動する。
舞台袖から少し見える客席はいつも通り、
「…満席…」
隙間なし。さすが先輩。
「流石ですね。」と小声で先輩に呼びかけると
「前売り券は6分で完売だったそうだ。」
まるで他人事のように話す先輩。
そう言えばさっきのスタッフさんの話だと、あまりに前売り券が売れるので当日売るはずの当日券が残っていなかったらしい。
何ですかそれ、どこかのアイドルのコンサートですか。まぁ先輩はそこら辺の売れないアイドルより知名度はあるし、国民的アイドルとも比べものにならないほど美しいから、仕方が無いといえばそうだけど。
突如、開演を告げるベルが鳴った。
「今日も楽しもう。」
先輩が艶っぽく微笑む。
それに応えるように
「私のピアノは先輩の為に。」
私はいつも通りの言葉を先輩に伝えた。
そして微笑みあった。
アナウンスが入り、先輩の名前が会場に響き渡る。
今日もコンサートが始まる。


