「二人ともデュークに送ってもらいなさいよ」
「…夜道、女の子、危険」
二人のやりとりに呆れたらしい双子の先輩が介入した。
「で、でも…」
反抗しようとした藍羅先輩を遮るように言葉を続ける。
「私達は先に帰るわ。ちょっと家の用事もあるのよ」
ね、と悩殺ウィンクをくれた。慣れていない人が見れば一瞬でノックアウトである。
彼らの色気は魔力によるものなのかどうかよく分からないが、この双子の色気は毒であることに変わりはない。
「じゃあ決まりだね。二人とも後でね」
「えぇ。藍羅、月子ちゃん、おやすみなさい」
「…気をつけて」
ヒラヒラと手を振る双子の先輩に、
「お、おやすみなさい!」
「ま、また明日」
デューク先輩に送ってもらうことに戸惑いを隠せない私と藍羅先輩はぎこちなく手を振り返した。
*
「月子ちゃんのお家ってどの辺りなの?」
私の数歩前を歩くデューク先輩が振り返って尋ねる。
「えっと、ここを真っ直ぐ行って2番目の十字路を右に曲がって、更に2番目の角を左に曲がって、真っ直ぐ行ったところです。」
簡単に説明すると、なるほど、とデューク先輩は考え込んだ。
「ということは…コンビニ近くの公園よりも西なんだね」
「へぇ、土地勘があるのか」
デューク先輩の隣を歩く藍羅先輩が感心したように言った。
「地理は得意な方だからね。藍羅に褒められるなんて嬉しいな」
ニコニコ笑うデューク先輩に、褒めるんじゃなかった、と溜息をついた藍羅先輩。
「…夜道、女の子、危険」
二人のやりとりに呆れたらしい双子の先輩が介入した。
「で、でも…」
反抗しようとした藍羅先輩を遮るように言葉を続ける。
「私達は先に帰るわ。ちょっと家の用事もあるのよ」
ね、と悩殺ウィンクをくれた。慣れていない人が見れば一瞬でノックアウトである。
彼らの色気は魔力によるものなのかどうかよく分からないが、この双子の色気は毒であることに変わりはない。
「じゃあ決まりだね。二人とも後でね」
「えぇ。藍羅、月子ちゃん、おやすみなさい」
「…気をつけて」
ヒラヒラと手を振る双子の先輩に、
「お、おやすみなさい!」
「ま、また明日」
デューク先輩に送ってもらうことに戸惑いを隠せない私と藍羅先輩はぎこちなく手を振り返した。
*
「月子ちゃんのお家ってどの辺りなの?」
私の数歩前を歩くデューク先輩が振り返って尋ねる。
「えっと、ここを真っ直ぐ行って2番目の十字路を右に曲がって、更に2番目の角を左に曲がって、真っ直ぐ行ったところです。」
簡単に説明すると、なるほど、とデューク先輩は考え込んだ。
「ということは…コンビニ近くの公園よりも西なんだね」
「へぇ、土地勘があるのか」
デューク先輩の隣を歩く藍羅先輩が感心したように言った。
「地理は得意な方だからね。藍羅に褒められるなんて嬉しいな」
ニコニコ笑うデューク先輩に、褒めるんじゃなかった、と溜息をついた藍羅先輩。


