白っぽい世界はどんどん遠のいていく。
まるで意識が現実に引き戻されるような感覚だ。
待って、私はまだ答えを聞いていない。
そんな私のことなど露知らず、白い世界は暗い闇に包まれていく。
白い世界はまるで星のように、蛍の光のように、遥か遠くで輝いている。
見るからに儚くて、今すぐにでも闇に溶けてしまいそうだ。
みるみるうちに小さくなっていく光の白に切なさを感じながらも、私の頭は疑問で埋め尽くされる。
争いが起こるだけじゃない、ってどいうこと?
天使って誰なの?
あの声の持ち主は知っているのだろうか。
これから起こることを、天使の正体を。
そしてあの声の持ち主は一体……
––––––––––––––––––––––––––––––––
––––––––––––––––––––––––––––––––
「月子!」
「ふぇいっ!?」
おばあちゃん、もとい、暦様のお怒りの声で目を開けた。
突然の大声に、私の心臓はこのまま飛び出すのではないかと心配になるほど心拍する。
「集中していないじゃないか!」
「す、すいません…」
でも集中が切れたっておかしくないよね?だってあの人が急に現れるからこうなったんだ。しょうがないじゃないか。
けれどそれを口にすれば、人のせいにするなと怒られるだろうから何も言わない。
って、私があの人の声を聞いたってことは、私、寝てたってこと ?
「あの、私ってさっき寝てた?」
戸惑いがちに聞いてみれば、
「寝てはいなかっただろう。何だい、自分のことが自分で分からないのかい?全く月子は鈍いねえ」
ズバズバと紡がれる暦様の言葉は私の心を貫いては崩壊させる。
与えるダメージが大きいのだ。
まるで意識が現実に引き戻されるような感覚だ。
待って、私はまだ答えを聞いていない。
そんな私のことなど露知らず、白い世界は暗い闇に包まれていく。
白い世界はまるで星のように、蛍の光のように、遥か遠くで輝いている。
見るからに儚くて、今すぐにでも闇に溶けてしまいそうだ。
みるみるうちに小さくなっていく光の白に切なさを感じながらも、私の頭は疑問で埋め尽くされる。
争いが起こるだけじゃない、ってどいうこと?
天使って誰なの?
あの声の持ち主は知っているのだろうか。
これから起こることを、天使の正体を。
そしてあの声の持ち主は一体……
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「月子!」
「ふぇいっ!?」
おばあちゃん、もとい、暦様のお怒りの声で目を開けた。
突然の大声に、私の心臓はこのまま飛び出すのではないかと心配になるほど心拍する。
「集中していないじゃないか!」
「す、すいません…」
でも集中が切れたっておかしくないよね?だってあの人が急に現れるからこうなったんだ。しょうがないじゃないか。
けれどそれを口にすれば、人のせいにするなと怒られるだろうから何も言わない。
って、私があの人の声を聞いたってことは、私、寝てたってこと ?
「あの、私ってさっき寝てた?」
戸惑いがちに聞いてみれば、
「寝てはいなかっただろう。何だい、自分のことが自分で分からないのかい?全く月子は鈍いねえ」
ズバズバと紡がれる暦様の言葉は私の心を貫いては崩壊させる。
与えるダメージが大きいのだ。


