―――…… 「わぁ~、叶多と久しぶりのデートだっ!」 寒いのなんて感じてないくらい、 隣でウキウキしている莉歩。 「イルミきれいだねぇ……」 街中は、まだ4時くらいなのに イルミネーションがすごい。 それに……カップルが多い。 「なぁ……こころが喜びそうなのって、どんなか分かるか?」 莉歩は、こころの名前を出しただけで 表情が暗くなった。 ……それにしても、俺らだけが 電気の付いてない街灯みたいに まわりとの明るさがハッキリしている。