「じゃあ、亜貴。帰ろうか」 「うん。大翔くん、今日はありがとう!!また、明日ね!」 亜貴はそう言うと倉田と一緒に帰って行く。 二人は楽しそうに笑いあい、話をしている。 ……ああ。 何でこんなにイライラするのか、分かった。 倉田はなぜ亜貴のことが好きなのかなんてことよりも分からないのは……。 「何で今、僕が亜貴のことが好きだってことに気付いたのかってことだよな」 もう姿が小さくなった二人を見つめて呟いた。