黒愛−kuroai−

 


広げたスペースに、イジメアイテムが置いてあった。


水の入ったバケツが4つ。
生卵のパックが2つ。

マヨネーズとケチャップが4本ずつに、ウケ狙いで100円ショップのピコピコハンマーも置いてみた。



痛いのは好きじゃないから、物騒な物は用意しない。


“物凄くヤラレてる”
そんな絵が出来ればいい。


血が出なくても、ケチャップまみれになれば、それなりに凄惨に見えるはず。




自分で用意したイジメアイテムを見て、心で笑い、顔は恐怖して見せた。


怖々と4人に聞く。




「料理… じゃないよね?」



ララたんが鼻で笑う。



「マジでバカ?それとも天然な振り?

クロアイに命令されたからじゃないけど、やっぱこの女、ムカツク。

私からやらせて貰うね」




ララたんの手から生卵が飛んで来て、頭に当たり、グシャリ潰れた。



あ、予想より痛い。

鶏卵じゃなく、ウズラ卵にすれば良かったかな…



そんな事を考えていると、次々と生卵が飛んで来る。



体の上で壊れて潰れ、全身卵まみれでドロドロになる。