黒愛−kuroai−

 


私の上靴の底に
“ビッシリ画鋲を刺せ”
と指示すれば、

翌朝、苺姫が実行し、



“机にシネと落書きしろ”
と命令すれば、

夢キラリ☆がそれをやる。



これらの指示は、掲示板には書き込んでいない。


具体的なイジメ内容をネットに曝せば、クロアイに害が及ぶ。

そんなバカな事はしない。



イジメ内容は、4人の靴箱に手紙を入れることで伝えている。



手紙を入れた初日、4人とも驚いていた。

なぜクロアイが、リアル世界の自分達を特定できたのかと、驚き怖がっていた。



その恐怖心も支配の為に有効。

信頼と恐れ。

たちまちクロアイは、リーダーの地位を獲得した。



今や4人は、私の家来。

手紙の指示通り動き、成果を掲示板上で褒められると、

100点取って先生に褒められた小学生みたいに、無邪気に喜んでいた。