2時間目の授業開始の本鈴が鳴った。
やじ馬達は慌てて、それぞれの教室に帰って行く。
ブタ子とララたん達も、嬉しがる心を隠し、渡り廊下から立ち去った。
彼女達の心が手に取るように見える。
きっと今、こう思っている筈。
『あの女が泣いてるよ!
クロアイちゃんて、凄いなー!』
ブタ子の仕返しが余りにも幼稚だから、昨日の掲示板にクロアイはこう書き込んだ。
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21:クロアイ 11/21 22:36
桃ラビちゃん、仕返しできて良かったね!
でも…あの子相当悪女だから、メモ用紙1枚じゃ反省しないと思うよ?
きっちりお返ししないとダメ!
桃ラビちゃんの代わりに明日は私がやるよ。
何が起きるか楽しみにしてネ♪
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ブタ子+3人は、これでクロアイの力を認めたことだろう。
クロアイに任せておけば、あの女を泣かせる事ができる。
クロアイの指示に従えば、憎い女から柊也先輩を取り戻せる。
そう信じる4人を、
私の意のままに操ってアゲル。


