ポケットからメモ用紙を取り出し、菜緒に見せた。
4つ折りに畳まれたメモ用紙は、今朝、上靴の中に入れられていた物。
それを開けると…
『性格ブス 死ね』
と書いてあった。
菜緒は驚き心配する。
「これ… まさか、柊也先輩ファンの…」
「うん、そう」
「ヤバイって…
どうしよう?先生に相談する?
あ、柊也先輩にも言った方がいいよ!」
「言わなくていい。何もする気がしない。
これだけ?って感じで溜息が出る…はぁ…」
「は?」
ブタ子がどんな仕返しをするのか、ワクワクして登校したのに、
上靴の中のメモ用紙を見て、ガッカリした。
心が弱い子なら傷付くかも知れないが、私にはかすり傷一つ付けられない。


