ーチュンチュン 朝、名前を知らない鳥の鳴き声で目が覚めた はぁ、もう朝かよ 心の中でそんなことを思いながら、あたしはベンチの上の物を片付け始めた ここは、公園 あたしは毎日違うところで野宿して生活している 普段だったら、ボーっとしたりするのだが今日からは違う 今日から、初めての学校に行かなくてはならない 別にどうでもいい 学校に行くことになってしまった原因は、昨日かかってきた1本の電話である