「お疲れ様です。凛さんは、どうでした?」
玄関を出てすぐ声が聞こえた
「…………なんだ、冬哉か」
玄関の前で冬哉が1人で立っていた
「凛は一応大丈夫だとよ。それより、匠のことありがとな」
「匠は倉庫で寝ていますよ。こちらは心配ないですよ。………帰りましょうか」
俺は凛を抱き上げたまま冬哉と一緒に歩き始めた
「そういや、バイクはどうしたんだ?」
「一磨が徒歩ですから、僕も徒歩です。それに、凛さんがいたらバイクも乗りにくいでしょう」
まぁ、確かにそうだな………
「冬哉、サンキューな」
「いえ………。それより大丈夫ですか?凛さん、代わりますよ?」
「いや、大丈夫だ」
冬哉にも凛の体の状態を伝えた方がいいだろう
「実は、凛がヤバイらしいんだ………」


