あたしの横腹を刺したのは、あの殴っていた男の内の1人だった
……………あれほど油断したらダメだと思っていたのに
「ククッ………。俺の仲間をボコボコにしてくれたお礼だよ」
そう言う男の声ですら、遠くに聞こえる
あたし、このまま死ぬのかな…………?
死んだら篤に会える…………??
篤に会えるのなら、このまま死んでもいい
いつの間にかあたしを刺した男は居なくなっていて、路地裏にはあたしと殴られていた男が残った
……………ヤバイ
あたしはコンクリートの壁にもたれかかった
意識がもうろうとしていく中、
「おい!!大丈夫か!?!?」
そんな声が聞こえた気がした


