手紙を置いた後、音をたてないよう静かに倉庫を出た 倉庫にありがとうと伝えてから、あたしは倉庫に背を向けて歩き出した ………二度と倉庫は振り返らずに ーーーーーーーーーー 倉庫を出たあたしに行く宛なんか、なかった 一瞬、浩ちゃんと來ちゃんが頭に浮かんだけど甘えてはいけないと自分に言い続けた それからあたしは、凛桜として活動し始めた 何もせずに1日を過ごすなんて、できなかったから それに篤を死なせてしまった償いもある