浩ちゃんは当たり前のことを聞いただけなのだが、あたしは答えられない
ずっと黙っていると、來ちゃんが助け船を出してくれた
「さっき、家を出てきたって言ってたよな?もしかして、それが関係あんの?」
來ちゃんにそう言われ、浩ちゃんもあたしに
「………それが関係あんのか?」
と聞いた
あたしが小さく頷くと浩ちゃんはあたしに親のこと、知ってるか尋ねてきた
「母親の名前は………ナナコだった気がする。………あとはわからない………」
あたしのその言葉を聞くと、來ちゃんはいきなりパソコンを起動させて何か調べ始めた


