学校を出て歩いて倉庫へと向かっている俺達
「…………」
みんな、あまりしゃべらない
すると港が思い出したように口を開いた
「凛ちゃん、なんでさっきあんなに殺気が出てたの?僕、あんなに殺気出せないよ?」
……………確かにそうだ
俺でもあんな殺気は出せない
凛はどうして出せるんだ?
「…………あたしが普通じゃないからだと思うよ」
凛はボソッと聞こえるか聞こえないかぐらい小さな声で呟いた
その顔は昔を懐かしむような………でもどこか悲しげだった
凛のそんな顔を見て港は謝った
「ごめん………」
俺は聞いてはいけない部分に触れてしまった気がした


