【一磨side】
凛が理事長から制服を受け取り、部屋に入って行った
凛が部屋に入ったことを確認すると、理事長が口を開いた
「凛と一緒に来たってことは、凛を仲間にしたと思っていいのか?」
「はい。昨日、最初は断られましたがなんとか仲間にしました」
「…………悪いな。ところで、凛に昨日何があったんだ?制服がなくなったらしいが」
「それは俺が説明します。俺が目の前で見たので」
俺は簡単にだが、浩さんに昨日の凛のことを説明した
凛がナイフを深く刺し込んだことも、“篤”と言っていたことも
俺が話終えると浩さんは真剣な顔をしていた
「………凛が倒れているところに一磨が来て、病院に運んでくれたんだな。凛は素直に礼を言うようなやつじゃねぇから、俺が言うよ。ありがとう。凛を助けてくれて
なぁ………。凛を笑顔にしてやってくれ。お前達なら凛を変えれる。頼んだぞ」
浩さんが言い終わったと同時に
ーカチャ
とドアの開く音がして、制服に身を包んだ凛が現れた


