パソコンの前に座り、電源を付ける 最近は街でしかケンカをしてないな…… どっか悪い族、ないのか? そう思いながらキーボードを叩き、調べ始める ーカタカタカタ 部屋にはあたしがキーボードを叩く音と一磨が読んでいる雑誌のページをめくる音だけが響きわたる 「…………見ーつけた」 「凛………?なんかあったか?」 あたしは小声で言ったはずなのに、どうやら一磨には聞こえていたらしい 「別に、なんにもないよ?」 何もないなんて、嘘 獲物、見つけた