私の彼氏という存在が消えて、2週間が過ぎた。 私は自適に過ごしている。 期末試験も終わり、冬休みまで残り1週間となった。 「行ってきまーす」 新鮮な風を浴びて、家を出た。 目指すは学校だ。 残り1週間でも、気を抜かずやっていきたいものだ。 ―教室― 「あきー!! おはよう!」 教室についた私は、荷物を置くとすぐに安希の元に駆け寄った。