この時の安希は怖かった。 両手で机に重心を加えて、私に迫ってる。 真剣な眼差しを向ける安希から、私は反らせなかった。 授業が始まって、少し経つ。 窓から射される、太陽の光。 そして徐々に襲われる睡魔。 プラスに草太くんのこと。 もうこんな状況に陥ってしまえば、いくら私でも落ち着いて授業を受けていられない。 自然と頭がぼぉーっとする。 そして反射的に頭がどんどん下へ下りていく。