私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ


肩の荷を下ろせて、洋くんから解放されるんだって思えた。


「じゃあな!」


私の思いに気づいていない彼は、この場から立ち去ろうとした。



「待って!」


「ん?」


私は意味を濁しながら彼に言った。