「あった!」 やっと見つけた、なんて嬉しい顔をしてる洋くん。 ポケットの中に入ってたその他諸々が、乱暴に仕舞われる。 「返してよ!!」 必死に返却を求める。 だけど洋くんの背に対抗できなかった。 涙が徐々に出来るのを、必死に抑える。 「よし! これでまた滴とメールができる」 洋くんは意気込む。 そして丁寧にケータイは戻された。