草太くんは、まるで照れた小学生が走って逃げ去ろうとするみたいに、私から走り去っていった。 照れ屋な一面を初めて見た気がする。 いや違うか。初めては…私に気持ちを伝えた時。 だよね。 なんて草太くんのことを考えながら歩いてると、人が私に近づいてきた。 「滴は…やっぱり、俺が好きじゃなくて、あいつが好きなんだ」