期間限定の彼女



「その人の事を思うと
仕事が 手に付かなくて
今 何してるんだろう?
今 何食べてるんだろう?
今 笑って過ごしてるかな?…って」


回りは『ヒュー』
とかの掛け声。


「それなら 早い話
結婚してやれ!
みたいな勢いで
でも…」


『誰なん?それ!!!』


『紹介しろよ!』


「実は この会場に居ます」


『もったいぶんなよー
名前呼べよ!』


『ハイハイ ハイハイ』


と 会場のヤジは 手拍子に変わった。


聞きたくない
詩織さんの名前なんて。。。


あたしは 耳を塞いだ。