「うん......うん、そうだよね。
本当にごめんね......」
部屋に帰ってから、せっかく涙が止まっていたのに。
かおりの涙を見て、なんだか私まで泣けてきた。
私のために泣いてくれるかおりに強がり言うなんて、私はばかだ......。
「こんなことになるのなら、いっそ好きにならなければ良かった。
出会う前に戻ってやり直したいよ......っ。
でもね、きっと何度やり直しても、また好きになっちゃう......」
忘れてほしくない、忘れたくない。
けれどこんなに辛いのなら、苦しいだけなら、忘れたい。
矛盾する気持ち。
もう自分でも自分がよく分からないんだ。
落ち込もうと思って落ち込んでるわけじゃない。
引きこもろうと思って引きこもってるわけじゃない。
むしろその逆で前向きになろう、がんばろうと思ってるのに。
心と体は、私の思い通りになってくれない。
本当にごめんね......」
部屋に帰ってから、せっかく涙が止まっていたのに。
かおりの涙を見て、なんだか私まで泣けてきた。
私のために泣いてくれるかおりに強がり言うなんて、私はばかだ......。
「こんなことになるのなら、いっそ好きにならなければ良かった。
出会う前に戻ってやり直したいよ......っ。
でもね、きっと何度やり直しても、また好きになっちゃう......」
忘れてほしくない、忘れたくない。
けれどこんなに辛いのなら、苦しいだけなら、忘れたい。
矛盾する気持ち。
もう自分でも自分がよく分からないんだ。
落ち込もうと思って落ち込んでるわけじゃない。
引きこもろうと思って引きこもってるわけじゃない。
むしろその逆で前向きになろう、がんばろうと思ってるのに。
心と体は、私の思い通りになってくれない。