龍我はひょろっとしているわりに背が高いので、地面がやけに遠く見える。 こ、怖いぃい。 龍我「プルプル震えてウサギさんみたいだねぇ。あはは」 いや、笑ってる場合じゃないでしょう! はやく降ろせ! 軽く睨むと面白そうに龍我は目を細めて笑った。 くぅーー!ムカつく! そんなやり取りをしているとバルコニーについたらしくバルコニーに設置されていた椅子におろされる。 龍我「ラッキー。誰もいないし」 バルコニーに人影はなかった。