数分後、樹先輩と合流した私は汗をぬぐった。


寒いのに、体からは緊張の汗がふきだしていたんだ。


「よく来れたな」


「頑張った…もん」


まだ少し呼吸が乱れいてる私に樹先輩がホットココアを用意していてくれていた。


「これないかと思ってた」