305号室の男。【完】

「喘ぎ声ハンパないって聞きましたけど?」



大智にも葵は容赦しない。



「なっ…、でも今はしてねぇよ」



「へぇ…原因は……」



「………」



葵がここまで言うと大智は黙った。



「ふーん。で、いつから奈緒さんのこと好きになったんですか?」



でも葵には分かったようだった。



「あー…俺さ……」



大智が葵に耳打ちをした。



「えーーーーーーっ!?」



「静かにしろって!」



大智に口を手で塞がれ



「ふ、ふみまふぇん…」



手の中で謝った時。



「2人とも仲良しだね?」



奈緒は化粧直しをしてから無駄に動いたりして時間を潰した。



そしてトイレから出ると2人は盛り上がっていて、どうしていいのか分からなかった。