「え?いいよー。葵は帰んな?」



「帰りませんよー。だって奈緒さんとゴハン食べに行くんですから!」



ニコリと笑った、葵。



「葵ー!!好きよー!!」



そう言って抱き付けば。



「奈緒さん、あたしソッチの趣味ないですよー?」



クスリと笑う葵。



「あたしだってないわよ。じゃ、少しだけ残業お願いできる?」



「はい!」



こうして葵に手伝ってもらったお陰で早く終わることができた。



「よし、じゃぁ行こうか」



「はい!」



奈緒と葵は会社を出た。